the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

犬山市の教育

2009-12-24 00:51:19 | まちづくり
12月23日
石田芳弘さんのお話を伺いました。

今は衆議院の議員さんですが、
日本全国で唯一、全国学力テストを拒否した犬山市の当時の市長さん!
ということで、気になっていた方でした(^^)

この日のテーマは「城下町を生かしたまちづくり」だったのですが、
市長時代のプライオリティNo.1は教育(小中学校の義務教育)だったと、
教育のことにも触れられました。

小中学校で培うものは、
大学に行くためでも就職するためでもなく、
生涯学習の基礎であり、
生涯にわたっての向上心・学ぶ意欲を育て、
ひいては市民活動の基礎となっていくものだと話され、
とても感銘を受けました!

「市民の熱意が議員や行政に伝わり、市町が変わっていくのだ」とも。

少人数授業は全国から多くの視察者が訪れ、
「犬山市で教育を受けさせたい!」と引っ越してくる人もいるそうです!

○×教育の弊害はいろんなところに表れていると感じます。
ゆっくりしっかり考え、たっぷり遊ぶ
・・・子ども達が主役の時間を取り戻したいです。

    *   *   *

人口75,000人の犬山市で
「歩くまちづくり(車を入れない)」をすすめてこられたそうです。

古い町並みを失ったまちは、記憶を失った人間と同じ。
人間だけが感じる「なつかしさ」を大切にしたまちづくりを!
まちは生き物であり、脳梗塞も起きるし、必ず再生もできる!

磁力のあるまちは
「このまちのテーマは何か」が分かりやすい。
それがつまりブランド力というものである。

等々、とても魅力的なお話でした。

今回の「城下町を活かした」という点では、
お城の天主(天守閣というが元は「天主」とのことでした)は
北斗七星を背に宇宙観に基づくまちづくりがされていたと。

それが今は、まちがどんどん郊外へ広がり、
まちの軸、求心力、シンボルが外へ広がり、また多様になり、
ぐらついているのが現在のまちの状態になっているとのことでした。


具体的な都市像を持つことの大切さも話され、
滋賀県長浜市もオススメされていました!



石田芳弘さんの公式サイト ⇒ http://www.y-ishida.info/


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