the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

みんなで知ろう!考えよう!三原の今と未来(第2回)

2018-07-22 00:02:59 | まちづくり
みんなで知ろう!考えよう!三原の今と未来
~あんどう志保さん(三原市議会議員)にきいてみよう~
4月21日の第1回に続いて、
7月21日に第2回を開いていただきました。

第1回のレポートはこちら。
https://blog.goo.ne.jp/the_morning_star/e/7306ccb4b9e7e95f9117495cc0fdecff

第2回のFacebookイベントページはこちら。
https://www.facebook.com/events/265273147544377/

第1回は楽しい会で、
「ぜひ第2回を~♪」と終わったんですが、
今回は、
豪雨災害から2週間の「モヤモヤ」を吐き出し、
でも、それがスッキリすることなく、
モヤモヤしたまま帰るという感じでした。

電気・水道・道路がストップした発災直後の混乱期から、
インフラはかなり復旧したものの、
被災した家屋、事業所、田畑、河川、山、小さな道路・・・
まだまだ先の道のりは長い。。。

そして、
「災害にどう向き合うか」
という課題は、
行政の役割もあるけれど、
やっぱり1人ひとり個人が背負わざるを得ない。。。
それぞれの状況に応じて、
それぞれが判断せざるを得ない、
正解はないことも。。。

そんなモヤモヤが残りつつも、
「なるほど!」
もいくつか産まれ、
「来て良かった」という感想もいただけたので、
一応ホッとしています。

 * * *

楽観堂に行って、始まるまでに、いろんな人と話して、
行く前に考えていた流れと違うほうがいいなと思い、
まず、この2週間を時系列に振り返り、
それぞれ、

を出してもらいました。

【負の感情】

*遠方の日常と自分の非日常とのギャップ
 「大丈夫?何もできなくてごめんね」と届くメール・・・
 怒り、苛立ちの持って行き場がなかった

*応援に行きたいけど行けないもどかしさ

*家がくずれた方の応援に行くが、
 個人で出来る事の限界を感じる

*給水所への渋滞がひどかった


【心配なこと】

*給水所に来れないお年寄り・・・
 どうされてるのか(されてたのか)
 → 自分は地域で手伝っていた

*熱中症

*避難所のあり方
 暑い体育館の固い床、プライバシーなし・・・
 → 今は、避難所にダンボールベッド+パテーションが入っている

*被災された方の住む場所

*支援者や行政関係従事者の健康を心配


【見つめ直したこと】

*水のありがたさ
 感謝

*井戸水のありがたさ
 水を分けてあげられた

*取水の濁りには弱いが、
 三原の緩速ろ過は良い

*ご近所づきあいの大切さ


【今後の課題】

*水道は出ないけど、実は「水」はあった
 川にあるたくさんの水を、
 地域で使える技術や仕組みが必要ではないか

*困ったのは生活用水
 きれいじゃなくても、使える水・流せる水の確保
 → 川の水、池の水をくんで使っていた個人、地域も

*市内で水が出る地域があったのは良かった
 「水が出る地域が水の出ない地域に水を分ける」全体的な仕組みや、
 小規模分散で助け合うような仕組みができないか

*太陽光発電を独立電源として使えることも、
 災害対策の訓練、知識として必要ではないか

*口頭でないと伝わらないことがたくさんあり、
 マンション/地域で情報共有できる関係づくりをしたい

*言っても伝わらない・行動しない
 「きいとけば良かった」
 「やっとけば良かった」
 どうやって「行動」につなげる?

*夏の屋外作業に慣れてる人でもしんどい酷暑
 いちばん暑い非効率な時間にやってる
 ボランティア活動を涼しい時間にできないのか?!

*市や国に対して、
 やってほしいこと、
 やってもらうべきことを
 もっと要求していいんじゃないか
 要求するべきじゃないか
 そうしないと改善しない
 
 * * *

前回と同じく、

を使って、
「行動」についての質問もしてみました!


尾道からご参加くださった方を除いて、
37%の方が登録されてました!
登録されていない方は、こちらから、ぜひご登録ください!
http://www.city.mihara.hiroshima.jp/soshiki/19/haisintouroku.html



こちらは75%の方が
「見たことがある」でした。


質問タイムは時間があまりなかったので、
三原市のメール配信を受けておられない方が、
「避難勧告」などの情報を入手されていたか、
どういう手段で入手されていたか、
ハザードマップなどを、どういう場面で目にされたのか、
などなどは質問できておりません。

 * * *

避難の判断は、
避難のタイミングやルートは大丈夫か、
などなど、
最終的には、自分自身の判断が必要です。



から、

【刻々と変わる状況を察知しよう】


【局地的豪雨、どう身を守ったらいいの?】


のコピーをお渡しさせていただき、

「私だけの防災ハンドブック」


から、
【防災まちあるき】
【マイマップを書こう】
など、お伝えさせていただきました。

「私だけの防災ハンドブック」はこちらからダウンロードできます。
http://www.hfm.jp/sp/bousai2016/



 * * *

非常時において、
各自の判断が大事であること。

農家さんも来られていたので、
気象を読む
自然の変化を感じ取る
など、
一次情報を読み取り判断する力が、
他の仕事の人より必要なのでは?
と尋ねてみたところ、
「それはそうですね」ということと、
「電気が途絶えていた時間に、
 感覚が研ぎ澄まされるようだった」
「普段は、感覚を鈍らせるものがたくさんあるのでは」
「光としての電気だけでなく
 電磁波や通信データなどが飛び交ってる」
「電気のない心地よさがあった」
ということが、とても印象深く残りました。

楽観堂さんで、
電気フリー(電気なし)携帯持ち込み禁止の、
「感覚を研ぎ澄ます」イベントが出来ると良いかも☆
と私の要望です

ダイアログ・イン・ザ・ダークみたいな☆
http://www.dialoginthedark.com/

そういえば、
全盲でお一人暮らし80歳の、
ご近所のおばあちゃんのお話にもビックリでした。

 * * *

<最後の感想>

*のんびりした三原で、
 こんな大きな災害が起きるなんて・・・
 忘れないうちに言葉にできて良かった

*自己判断だいじ!!!
 不安になって、Twitterとか見て、ますます不安になった
 判断するのは自分だ!

*動く人だいじ。

*人それぞれに、立場や役割がある
 自分は自分にできることを。

*困った時こそ、
 つながっていることが大事

*一人ひとりの声
 伝えること
 大事

*本音と建前
 人の本性がわかった災害だった
 恩返しもしていきたい

*水の大切さを再認識。
 水源近くに計画されている
 産廃処分場に反対したい。

*歩いていける距離の中で
 亡くなった方も。
 大きな被害にあってても
 「うちは、まだいい」と言われる。
 「大変」「困ってる」「助けて」と言い出しにくい雰囲気。
 どうしたらいいだろう。

 自分で出来ること、
 ボランティアに頼めること、
 行政介入が必要なこと、
 どうなっているのか、
 どうあるべきなのか。

*断水で営業できず、
 売上もない最中、国保の請求。
 容赦ないな、、、苦笑

 * * *

以上のような、
モヤッとした感じで
第2回は終了しました。

まだまだ大変な災害復旧の道のり。
パワー切れにならぬよう、
歩んでいかねばと思います。


大変な状況なのに、あまり注目されていない、、、
三原市木原町を、堀潤さんが取材してくださいました。

土石流に飲み込まれた集落 「自衛隊に来て欲しい」地元から切実な声も 広島県三原市木原地区



旧小学校校庭が次々とごみで満杯に 広島県三原市からの「人が足りない!」というSOS




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