オークの木の下で

成城7丁目の小さなお店「ティンラ成城」の日々を綴っております

郵政カタログ‥。

2025年01月14日 02時11分00秒 | プリン

本日より郵便局カタログ『春の東京特選』に当店商品掲載して頂きました。




成城店閉店してからの日々は新店舗の運営だけでなく、郵政とのお取引きに戸惑いながらも懸命に取組み、右往左往していた半年だったように思う。


必ずやって来る大きな仕事の為に町田に新拠点を作った。やっと出来る‥もう仕事を断らなくても良くなる‥カズが夢見てた20年超の時を経て名実ともに自分の店のオープンする、その直前でカズが殺されるという最悪の出来事が起きた。


郵便局の皆さんとの商談。そこにカズが居ないことが不思議過ぎて、もし居たら流暢にプレゼンしている姿が安易に想像出来て、それを考えるとまた無念で涙が溢れるのだった。


当初のオファーはお中元、お歳暮。商談前の事前打診の際、これ以上ない光栄なことだが、キャパオーバーだね、出来ないね、でもカズがいたら出来たね。‥と何てお断りしようかな、と考えていた。郵便局‥そこに商品を載せて頂くということは売れるのかな?‥ではなく対応出来ますか?という話。一日に売れる数量を聞いたら卒倒しそうになった。色々な事が形になり手に入る寸前で全てを壊した殺人犯を益々許せないと思った。


ところが、事情を知る郵政側は、オフシーズンカタログがあるので、まずはそっちをやってみませんか?と‥。


カズがいないのに、こんな頼りない私が窓口なのに、粘り強く見下すこともなく、道筋を照らし、尽力してくれる郵政の皆さんには本当に感謝するばかり。


この国にこれ以上の組織はない。私の力で実現出来る最大限のことだと思う。


期待を裏切らない様、誠実に取り組んで行きたいと思う。


今日の今日まで紆余曲折だったが、

🎵閉ざされたドアの向こうに新しい何かが待っていてきっときっとって‥🎵

また一つ新しい扉が開いた‥カズと一緒に泣いて喜びたかった。

どんなに楽しい事よりも快感で、サラリーマンのように組織にいたら絶対に味わえない達成感。


食品会社主催の玄人向けの落合務シェフの料理教室に出席していたカズが産み出した商品が、落合務シェフの商品と肩を並べてカタログに載る。


カズ凄いよ、やったね‥。

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