某スタジオメディアにて
成人式の前撮りという、今やあたりまえになっている(らしい)儀式を無事に?済ませた
私自身は、成人式に出席しなかったので、振袖を着たことはない(結婚式にも着なかった!)
20歳当時、鹿児島で看護学生だった私は
その頃、市の公民館等で行われていた「成人式」という行事に、なんの意味も・魅力も感じていなかったし
本音を言うと・・・決して裕福ではなかった我が家に「振袖を作る」という出費をさせるのも、ちょっと気が咎めていた
5年前に姉が、オレンジ色の振袖を作り、そでを通す姿を見ていても、別段「いいなあ」と感じたこともなかった
「せっかく買ったのだから」・・・と、「お正月に振袖を着る!」と母娘ではりきり
大晦日の日に、日本髪に髪を結いあげ、洋服に日本髪といういでたちで年越しそばをすすり
紅白歌合戦を見た後、「寝ると崩れるから」・・・とこたつに座ったまま寝ようとしている姉の姿は実に滑稽であったし
やはり翌朝には少し歪んだ頭を持ち上げながら修正している母の姿もまた滑稽だった
その教訓は活きて?成人式当日の姉の髪は、おかっぱ(よく言えば、ボブ)スタイルだった
姉は結婚して、振袖を持って行った・・・姉の振袖は、私に似合う色柄ではなかった
母は着物好きなので、当然私の振袖を選ぶことを楽しみにしていたかもしれない
「本当にいらないの?本当に…」と何度も言っていた(ような気がする)
けれど、「成人式は帰れないから、振袖もそう着る機会はないからもったいない!」と言い張る私に
ちょっとだけ、ほっ!としていたのかもしれないね
だけどその後、着物好きの母は、そんな私が却って不憫に思えたのか?
訪問着、小紋に付け下げ、絽に大島・・・と立て続けに着物をこしらえてくれた
「着ない!!」って
いまだに”タンスの肥やし”じゃん!
今や、着物は(着物に限らず)レンタル商品
何枚もの目移りする振袖にそでを通しながら、お気に入りの着物を選ぶ(多少お値段を気にしながら)
前もっての写真撮影は、きれいにお顔と髪を作っていただき
テキパキと着付けをしていただき
まるでモデルさんのようにカメラマンの指示
七五三を思い出させるような、嬉し恥ずかしのポージングの数々で・・・
なんだか?楽しいわあ~~~♪ お気楽よね~~~☆