2時30分頃・・・チビは永眠しました・・・
(追記)~18日夜半より
居間の隅に敷かれたシーツに横たわり ひっそりと 身を悶えながら 一生懸命に・・・
努力様の呼吸がおさまりません・・・しんどいね ちび
枕をつけて 少し頭を支えると 少しだけ呼吸が穏やかになり
スーッスーッと寝ているように見える (多少楽なのかもしれない)
座椅子に横になって 傍に居るからね・・・しんどいね ちび しんどいね
小刻みに身体をもぞもぞさせようと動く度に 枕の支えをあてると
少し眠れているみたいにスーッスーッ・・・呼吸してるか?心配になる!
ウトウトとした夜中に 急にモゾモゾが大きく動き出す!
枕をあてて横たえるけれど 上体を起こそうともぞもぞする!
呼吸がうまく出来なくて もがいている様子・・・悲しい
身悶えして バタバタと手足をふんばって 前足が2,3度宙を掻く・・・
大きく身体を反らせ 茶色い水を吐く・・・抱きかかえた途端に
身体がふにゃふにゃっとなる!
黒い瞳がやさしい・・・フッと小さな空気がもれたような気がした
何度も何度も名前を呼ぶけど ふにゃふにゃの身体は動かず
ちび ちび・・・しんどかったね・・・しんどかったね・・・
「逝かないで」とは言えなかった・・・悲しい・・・悲しい・・・悲しい
時計は2時40分くらいだったのかな・・・
どうにも しようのない状態で・・・泣いて名を呼ぶことしかできなかった・・・
腕の中で やさしい黒い瞳は 輝きを失って もうもどらない
覚悟はしていたつもりだのに 受け入れたくない・・・
ようやく苦しさから解放された筈を 受け入れられない
でもね 腕の中でぐにゃりとしているちびのことを
硬直しないうちに 「お顔をきれいにしなきゃ」
「楽な姿勢にしてあげなきゃ・・・」と頭をよぎる
どこか冷静な私が居て なんだか悔しい!
安らかな表情で 姿勢で送りたい・・・
お顔のぐちゃぐちゃを拭き取って 身体の濡れを拭き取る
温かい・・・さっきまで生きてた・・・実感する・・・(終わったんだ・・・)
敷くものをあれこれと引っ張り出し・・・何の準備もしていなかったんだな・・・
何度も嗚咽しながら 身体の形を落ち着かせた
3時半からずーっと ソファに横たえたちびを見つめて
思いだし 涙する
悔いのないように 泣きましょう
泣き疲れるまで 泣きましょう・・・
泣くしかできないから 泣きましょう・・・
場面・場面で ちびの存在を思い出して泣く!ことを想像して泣いてしまう・・・
綺麗な顔で ちびが横たわっている・・・眠っているみたいに
少しずつ染み出してくる液体を拭き取りながら 都度 話しかける
身体は硬くて冷たいけれど 毛はふわふわとやわらかくて・・・
いつもは 決してゆっくりとさわらせてくれなかったのに(怒って)
冷房と扇風機と保冷剤で ひんやりが増している・・・
時間が経つのが 早い・・・
本当は土に返すつもりだった・・・
庭に居てくれると思えば 少し気が楽かなと思うし
花の咲く木を植えて 花を見てゆっくりとちびを思い出す・・・って
でも そんなんじゃなくても ちびはそこかしこに居る・・・
15年間をすごしたあの部屋 この部屋 お風呂場 トイレ
ちびが行かない場所はなかった・・・(=^・^=)
今はまだ 思い出したくないけど
きっと思い出は 私を支えてくれる
土に返るのではなく 空に上るか?ちび
そこらじゅうで 見守っていてよね!
でも 明日は辛いだろうな・・・ちょっと自信はないよ・・・
『死』を こんなにも見せつけられたことはないかもしれない・・・
”看取る” というほどの 大それたことではなかったのだけれど
ちびの最期は 深く心に刻まれ・・・生きるという事と同様に
死ぬという事は 大変な事なのだ!
ペットを飼うということは その大変さを引き取るということ
そんな覚悟があって飼い始めたわけじゃないし
ちびは運よく(?) 側溝で娘ちゃんに見つけられて
猫好きなおばはんの 世話になりながら・・・
半分外猫の 自由気ままな生活をし 事故に遭うこともなく・・・まあ・・・
肥満は飼い主の責任だけれども
病気もせずに・・・人間なら80歳すぎの年齢になって・・・
少々衰えを見せながらも 生活のスタイルは変わらず
マイペースな猫ライフを全うしたのだ! と思おう
そして 一緒に暮らした私たちは 確実に幸福だったわ
ありがとう ちび・・・お疲れ様だったね・・・
土に返ろうが 灰になろうが・・・ちびはちびのままですね
長い長い1日が終わります・・・