先日、ここ数年で溜まってしまった”小銭貯金”を「どうしたものか・・・」と思案していた。
日々の”財布に溜まった重い小銭”をゴジラ人形貯金箱に放り入れる・・・
そして12月になると、1年間分を郵便局に持ち込み預ける。のが恒例だったけれど、
『小銭貯金が面倒なことになった』今・・・「どうしたものか?」と
数年前までは年に2万円ほど溜まっていて、ちょっと得した気分に浸ったものだが、
今や我が家も”キャッスレスの波に飲み込まれている”ので、そうそう溜まっていくわけはない。
あるあるだが・・・「募金しよう!」
「歳末助け合い募金」の時期である。少なくなったとはいえズッシリと重い小銭を、
街頭募金箱へ持ちゆくのは憚れるので、折良く新聞記事で見かけた”某会社”の受付に持参することにした。
街頭募金と同じく、スンナリ納めてくれると思っていたら、
”小型の硬貨計数機?”を出してきて「金額を確かめますね。」と担当のおねえさんが言う。
(結構な量だけど、大丈夫か?!)と思ったものの、”どれくらい溜まっていたのか?”を知りたかったので待つ。
目の前で円形に配置された受け皿に1円・5円・10円が次々と排出されていく。
(ふふふ・・・、間違っても50円・100円は混じっていないぞ!!)
途中、小銭貯金の中で、最も比重を占める”10円玉”の受け皿がいっぱになり、一時停止を押して赤い袋に移す。
3回目の投入で、カウンターは2000円を超えた。(これでようやく半分ほど処理されたか?)
しかしやはり”結構な量”である。小型の計数機にはちと”荷が重い”のでは?!と思っていると
少し油断をしていたのか?10円の受け皿がいっぱいになった途端に、ジャラジャラと10円玉が床に飛び散っていく。
(この時、あれ?!50円玉が2枚。と気を取られていた私。)
近くに居た男性職員が、「せんぐまきかぁ~!?」と叫びながら10円玉を拾い集める。
担当のおなあさんは、直ぐさま機械を止めたのだが、すぐに「あっ!」と叫び、
「停止ボタンを押してしまいましたぁ!」・・・
「もう一回やりなおしです・・・。」
いやいやいや!!もういいわっ。
「後はお願いします。」と言って、立ち去ろうとすると。
「お名前と住所を記入してください。」と言われる。
街頭募金と同様の扱いでは出来ませんか?名前・住所の記載は抵抗がありまして。
「お待ちください。」と、社内電話をしている・・・。
「差し支えないようですので、お引き受けいたします。」
「金額が分かりましたら、お知らせしますので、電話番号を。」
いやいや、もういいって。後はよろしくお願いします。m(_ _)mと退席した。
”街頭募金”とは違って、何か妙な?後味の悪さがあったけれど。
ともあれ、小銭達は報われたのかも知れない。(^_^)v
追)電車でひと駅170円を使ったので、(募金しといてもったいない)と、
帰りは1時間かけて、6㎞の道のりを歩いて帰った。