タイニーハウス東京

東京でタイニーハウス暮らしを実現する。超小型木製トレーラーハウスの自作にチャレンジ

自作キャンピングカー(トレーラー)について

2017-10-09 18:56:35 | キャンピングトレーラー自作
三年前にYouTubeでアメリカのタイニーハウスを見て思い立ち、自分でDIYしようと思い約2年前に製作に取り掛かりました。実作業としては、2015/12から2016/1が設計含む準備フェーズ、そして2016/2から2016/8が製作作業フェーズ、完成後は作業は停滞しましたが仕事の合間を見て少しづつ改造作業を行って来ました。その経緯は既にこのブログで紹介させて頂いています。

首都直下地震に備えたシェルターも兼ねたキャンピングトレーラーですが、少し仕事に余裕が出た今年の春先から車中泊活動を増やしています。また、元々の夢でもありますが、出来ればもう少し時間を確保し長期の車中泊旅行に出て見たいと思っています。




実際に初めて少し長めの車中泊旅行をやってみて思うことがあり、思い浮かんだ事柄を書き記して見たいと思います。

先ず、キャンピングトレーラーを利用した旅の良いところですが、以前も書いたように時間に縛られることもなく自由に旅ができることです。但し、完全引退であれば別ですが、私のように個人業でフリーランサーの場合は、それが仇になることもままあるかと思います。何れにせよ、好きな時間に好きな所に行けるのが魅力の一つです。

もう一つは、流れ者のように流浪の旅に出ることにより、疑似的かも知れませんが精神的に解放されることです。世の中の全てのしがらみを捨て自由な暮らしに憧れる方は是非挑戦してみて下さい。現在は道の駅や高速のSA/PAなどのインフラも十分に整備されているので、流浪の旅と言っても基本的な生活水準は確保可能です。




一方で、自作したことで愛着もあり、メンテナンスも容易であり、自分の好み等で使い勝手の改善等が自由に出来ることも大変気に入っています。まあ、先日報告した雨漏り等の問題もありますが、これも想定内であり、修理や改造作業を行うことは楽しみの一つでもあります。

他方で、思いがけないプラス要素もあります。それは、自作のトレーラー(或いはキャンカー)が珍しいこともあり、訪問した先々で人々の注目を集め結構な方々に声をかけて頂けることです。これは、自作した者にとって大変励みになります。また、声をかけて頂ける人達は基本的にキャンプングカーやその自作に興味があり、前向きに捉えられている方々なので、そういう人達の背中を押す教材にでもなれれば嬉しいというのも本音であります。そう言った方々と、自作キャンパーの話やや地元の情報の交換をさせて頂くことは大きな楽しみでもあります。

但し、本来はひっそりと車中泊をしようとしている筆者にとって他方では副作用もあります。つまり、車中泊に反対するような風潮も世の中にある訳ですが、下手に目立ってしまうことで、そうした人々の視線から逃れることが難しいと言う現実に直面してしまうことです。これまでは、幸いなことに不快な思いはせずに済んでいますが、そう言った懸念があるため車中泊旅行の際には常にネガティブな思いを抱いてしまうのです。その意味では、タイニーハウスではなく、一般の外観を持つキャンピングトレーラーにしておいた方が良かったかなと反省している次第です。もっと言うと外観は一般の貨物車やバンのような所謂ステルスキャンパーにしておけば…などとも考えたりもしています。



長々と書き記してみましたが、これからも引き続き自作キャンパーの改造を続けていくことになりますので、適宜アップロードをさせて頂きます。是非ご高覧下さい。


関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (けいじ)
2017-10-09 21:00:36
私はまだまだ山小屋建築が終わらないのでトレーラーまで手がまわりませんが、ティアドロップも憧れたり今のDIYの経験を生かすならタイニーハウス型かなとわくわく想像しています。

明らかに家にする事のデメリットもあるのですね。

とはいえ、今乗ってる車にヒッチメンバーが付くのかどうかでまずは苦戦しておりますが…
どこの会社もやってみないとわからないみたいな微妙な反応です。
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けいじさんへ (tiny_house_tokyo)
2017-10-10 12:59:02
コメントありがとうございます。山小屋ですか最高ですね。タイニーハウスであればDIYのスキルは活かせます。但し、キャンパーを自作する場合は、重量制限と強度のせめぎ合いで、使用する材料に妥協が必要なのと、振動や風圧対策で一般建築よりも強度を確保するための工夫が必要になります。補強金物多用や室内の構造物を理由した車体全体の剛性確保等です。頑張ってチャレンジしてみて下さい。
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