タイニーハウス東京

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リア直流電源の電圧降下問題 その2

2018-12-12 17:50:24 | キャンピングトレーラー自作
午後は漸く晴れ間が出て来ました。

昨日の現地調査及び検討結果に基づき、FFヒーターへの専用配線を敷設します。



従来ヒーターを接続していたリア直流電源は高負荷用途はなくスマホの充電程度(5v、最大3.1A)の出力なので水道ポンプの回線と一緒に纏めて空き端子を確保し、その空き端子にヒーター専用の配線を直接ヒーターの所まで引くのが今日の作業内容です。

キャンパー製作中はケーブルは壁の中に配線していますが、今回は残念ながら露出配線になりますので出来る限り目立たないように工夫したいと思います。


最初にリア側の電源からヒーターの入力ケーブルを外します。






配電盤の端子からの距離は約3mとなり短くなり、更にVFF1.25sqからHIV3.5sqの太い電線に交換する予定でしたが…




電力線を辿って行ったらヒーターの側にケーブルが束に纏めてあるのを発見。(昨年自分で作業したのですがすっかり忘れていました)



束を解いて長さを計ってみたら3.5mもありました。

…と言うことはリア直流電源のところまでの長さ4.5mに加え3.5m、つまり配電盤の端子台から8.0mもの配線の長さがあったことになります。

幸いヒーターの電力線は表示はありませんでしたが手持ちのケーブルと比較すると2sqほどの太さと同等のようなので、この電力線の長さが足りるのであれば直接端子台に接続しようと思います。






ベンチの下を通して冷蔵庫の前まで通して持ってきたら…

今回は露出配線になり移動中に振動で擦れたり圧迫されたりする可能性もあるので、念のためフレキ管を使って保護します。





水道のホースと一緒にタイラップで纏めて冷蔵庫の背後に回し入れ、配電盤に抜けるキッチンに下に持って来ます。




電力線にY型端子を取り付けて配電盤側に回し入れます。


上述のように水道ポンプ60wとリア直流電源最大35w(USB15.5w+α)を一緒に4番の端子に纏めて…



空いた5番の端子にヒーターの電力線を取り付けます。




以上で専用配線の工事は完了したので通電確認と動作確認をしたら本日の作業は終了です。

運転する前のバッテリーの状況です。



午前中雨だったため充電状況は余り良くはありませんが、悪条件下でのテストとしては好条件です。




ヒーターの専用回路の電圧は計っていませんが、起動時には最高で115wの消費電力となり、当然バッテリーの電圧降下も発生しましたが問題なく着火し…



暫くして安定燃焼期に入り、消費電力は5wまで下がりました。

最後に暖房のスイッチを切って、消火後に排気管周りの安全を確認して本日の作業は全て終了しました。


尚、もう少しバッテリー条件の悪化しているタイミングを選んで、起動時にエラーが起きないかを再度確認したいと思います。





関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s

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