台風21号の影響で雨が降り続いています。未だ、雨脚はそんなに強くはありませんが、少し風が出て来たせいか、たった片道4分ほどの道のりでしっかり濡れてしまいました。
今、投票から戻って来ましたが、早速風呂場で衣類乾燥機をかけて乾かしています。
さて、今年の衆議院選はいつもと違う環境での投票となりました。何が違うかと言うと、候補者が少ないのです。筆者の住む選挙区は東京12区ですが、今回の候補者は三名です。
今までは政党が乱立し多くの方が候補者として選挙活動をやられており選挙期間中は毎日選挙カーからの「○○を宜しくお願いします」と言うワンパターンで耳障りな大きな音声が聞こえてきて…正直少し不快な感じを抱いていました。
ところが、今回の衆議院選は日中家で仕事をしたり池袋などに調達に出かけても、選挙カーに出くわす頻度が明らかに少ないように感じます。
やはり、候補者が減ったことも大きな要因の一つと思います。そのため意味のない候補者の名前の連呼を聞かなくなったことは大変嬉しい限りですが、一方で候補者が減ったことで、筆者として不都合を感じることがあります。
それは…選挙の選択肢が減ってしまったことです。東京12区で言えば、候補者は公明党、共産党と無所属の方の三名ですが、残念ながら筆者が投票したい候補者がいません。流行りの「忖度」、いや高度な選挙戦略の結果なのかは分かりませんが、自由民主党、希望の党、立憲民主党からは候補者が出ませんでした。比例区は迷わず支持する政党に投票したのですが、小選挙区での投票に悩んでしまった次第です。初めは棄権をしようかとも考えていたのですが、考え直しある方に投票してきました。しかし、本当の意味で投票したかった方ではなく、消去法での選択でした。いくら政党間の選挙協力が大事と言われても、小選挙区の本来の趣旨である候補者本人の考え方や政治姿勢に共鳴できなければ、その統一候補者に投票することは筆者には出来ません。
また、選挙カーによる選挙運動が減ったもう一つの要因としては、インターネットによる選挙活動が解禁になったことが挙げられると思います。電子メールによる個人向けの選挙運動は駄目だとか未だ多くの制限がありますが、多くの政治家の方、政党で活用されています。先日のニュースでは、枝野さんの立憲民主党のSNSが評判になっていましたよね。
こうした新しい取り組みは評価できます。先述したように従来の選挙カーによる大音量の名前の連呼に多くの疑問を感じている方々も多いと思いますが、各党・各候補者の考え方が良く理解できることが、その評価に繋がっているのだと思います。
但し、未だ未だ制限も多く折角のインターネットのメリットが活かしきれていない部分もあり、今後の議論が待たれます。
さて、もう一つ残念だったことは、安全保障や消費税アップ、財政健全化等の重要な課題があるにも関わらず各政党、候補者間の議論が噛み合わずなかなか深まらなかったという点です。
今回の衆議院選に限らず、日本の選挙活動の特徴の一つでもあると筆者は考えています。また、これが選挙が本当の意味で盛り上がらず、世界的に見ても日本の投票率が低い理由の一つだと思っています。
筆者の周辺を見渡して見ても多くの方はそれぞれ自分なりの考えをお持ちになっているのですが、時として、その政治意識を明確に示す投票に結びつけるきっかけを見出せていないのだと思います。米国の大統領選ほどではないにしても、もう少し選挙期間を長めにしたり、公開討論会を開催したり、選挙前の通常の国会期間において十分な議論がなされるなど、政治意識を高めるための工夫が必要だと思います。
最終的には多数決となりますが、この議論のプロセスが最も重要な民主主義の根本であり本質で、このプロセスを蔑ろにすることは民主主義の意義に反します。
何れにしても今晩には選挙結果が判明します。当選者の方には、その自覚を持って議会活動に取り組んで頂きたいと思います。
尚、先述の課題については選挙期間に限らず徹底的な国会での審議や議論を行って欲しいものです。
関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s
今、投票から戻って来ましたが、早速風呂場で衣類乾燥機をかけて乾かしています。
さて、今年の衆議院選はいつもと違う環境での投票となりました。何が違うかと言うと、候補者が少ないのです。筆者の住む選挙区は東京12区ですが、今回の候補者は三名です。
今までは政党が乱立し多くの方が候補者として選挙活動をやられており選挙期間中は毎日選挙カーからの「○○を宜しくお願いします」と言うワンパターンで耳障りな大きな音声が聞こえてきて…正直少し不快な感じを抱いていました。
ところが、今回の衆議院選は日中家で仕事をしたり池袋などに調達に出かけても、選挙カーに出くわす頻度が明らかに少ないように感じます。
やはり、候補者が減ったことも大きな要因の一つと思います。そのため意味のない候補者の名前の連呼を聞かなくなったことは大変嬉しい限りですが、一方で候補者が減ったことで、筆者として不都合を感じることがあります。
それは…選挙の選択肢が減ってしまったことです。東京12区で言えば、候補者は公明党、共産党と無所属の方の三名ですが、残念ながら筆者が投票したい候補者がいません。流行りの「忖度」、いや高度な選挙戦略の結果なのかは分かりませんが、自由民主党、希望の党、立憲民主党からは候補者が出ませんでした。比例区は迷わず支持する政党に投票したのですが、小選挙区での投票に悩んでしまった次第です。初めは棄権をしようかとも考えていたのですが、考え直しある方に投票してきました。しかし、本当の意味で投票したかった方ではなく、消去法での選択でした。いくら政党間の選挙協力が大事と言われても、小選挙区の本来の趣旨である候補者本人の考え方や政治姿勢に共鳴できなければ、その統一候補者に投票することは筆者には出来ません。
また、選挙カーによる選挙運動が減ったもう一つの要因としては、インターネットによる選挙活動が解禁になったことが挙げられると思います。電子メールによる個人向けの選挙運動は駄目だとか未だ多くの制限がありますが、多くの政治家の方、政党で活用されています。先日のニュースでは、枝野さんの立憲民主党のSNSが評判になっていましたよね。
こうした新しい取り組みは評価できます。先述したように従来の選挙カーによる大音量の名前の連呼に多くの疑問を感じている方々も多いと思いますが、各党・各候補者の考え方が良く理解できることが、その評価に繋がっているのだと思います。
但し、未だ未だ制限も多く折角のインターネットのメリットが活かしきれていない部分もあり、今後の議論が待たれます。
さて、もう一つ残念だったことは、安全保障や消費税アップ、財政健全化等の重要な課題があるにも関わらず各政党、候補者間の議論が噛み合わずなかなか深まらなかったという点です。
今回の衆議院選に限らず、日本の選挙活動の特徴の一つでもあると筆者は考えています。また、これが選挙が本当の意味で盛り上がらず、世界的に見ても日本の投票率が低い理由の一つだと思っています。
筆者の周辺を見渡して見ても多くの方はそれぞれ自分なりの考えをお持ちになっているのですが、時として、その政治意識を明確に示す投票に結びつけるきっかけを見出せていないのだと思います。米国の大統領選ほどではないにしても、もう少し選挙期間を長めにしたり、公開討論会を開催したり、選挙前の通常の国会期間において十分な議論がなされるなど、政治意識を高めるための工夫が必要だと思います。
最終的には多数決となりますが、この議論のプロセスが最も重要な民主主義の根本であり本質で、このプロセスを蔑ろにすることは民主主義の意義に反します。
何れにしても今晩には選挙結果が判明します。当選者の方には、その自覚を持って議会活動に取り組んで頂きたいと思います。
尚、先述の課題については選挙期間に限らず徹底的な国会での審議や議論を行って欲しいものです。
関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s
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