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米国大統領選挙2020 投票後の最新状況 続き(2)

2020-11-07 21:58:00 | 仕事と生活
激戦の米国大統領選挙ですが、未だ当確発表がされていない残りの6州については郵便投票などを中心に開票作業や確認のための再集計が続いています。

期日前投票や郵便投票の開票が始まった4日夕方からはかなり慎重な作業となっており時間がかかっていますが、期日前投票/郵便投票ともに民主党員の比率が多いこともあり情勢はバイデン候補の優勢に傾いています。





選挙人の獲得数はこの三日間動いていませんが…







ペンシルベニアやジョージアでの逆転を含め四つの州ではバイデンが優勢となっています。

ノースキャロライナとアラスカはトランプ大統領が何とか踏み止まっていますが、大勢は大きく民主党のバイデン候補に傾いていると言うのが客観的な事実と思います。


米国に詳しい方はご存知と思いますが、地域構造的に人口の多い都市中心部には黒人などの非白人が多く住み、都市郊外は白人比率の高い地域となっています。

ペンシルベニア州やジョージア州の各カウンティー別に分析すると共に白人が多く住む郊外を中心に面積的にはトランプ大統領優勢を示す赤色の地域が大きく広がっているのですが、他方フィラデルフィアやアトランタのような都市部は人口も多く黒人やヒスパニックなどの非白人比率が高いこと、更には近年若年層や非白人人口の流入が増えており党派別・人種別の人口構成が大きく変化していること、今回は郵便投票の増加で非白人層の投票率が高まったことなどがレバレッジとなり民主党躍進の源になったと思われます。


筆者の家族も2000〜2001年にテネシー州で暮らしていたのですが、住んでいた場所がジョージア州との州境の地方都市の郊外だったので周りは殆ど白人ばかりで、とても保守的な地域でした。

また、筆者が属していた会社があったアトランタにも近かった関係でジョージア州も熟知していますが、長年共和党が強い保守的な地盤のジョージアで民主党が勢力を伸ばし政治地図が塗り替わるなどは想像も出来ませんでした。


選挙そのものはバイデン勝利で終わる可能性が非常に高く一両日中には結果が明確になると思いますが、トランプ陣営の郵便投票の有効性などを対象に訴訟に持ち込む可能性が非常に高いので最終的な決着までには今暫く時間がかかるものと思われます。

引き続き選挙状況を注視して行きたいと思います。




関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
     https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s


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