本日の作業はパラメーターの調整・設定ですが、その前に…
実は先日故障した積算電圧計や別途手配していたBMSのUART(PC接続用インターフェース)が入荷したので、それらの入荷テストや機能確認を行いたいと思います。
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先ず、積算電圧計ですが、前回放電回路のみならず充電回路にも両方向で介入する形で設置したことが故障の原因だったようなので、今回は出力(放電)のみをモニターするように接続し直しました。
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接続して電圧などを確認、閾値などを設定しましたが、機能も問題ありませんでした。
UARTはBluetoothを外して付け替えて専用のソフトを起動してみます。
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基本的にBluetooth版と同じですが、新たな機能を発見…過電流とショートの二重保護設定はPC版のみの機能です。
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また、監視データがエクセルに出力することが可能で、バッテリーのテストなどのデータを取ることが出来ますので、後々利用してみようと思います。
と言うことで、最後に本題のBMSとチャージコントローラーのパラメーターの設定変更の検討を行いました。
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BMSで設定する電圧の使用範囲を狭くすることでバッテリーへの負担を抑え長寿命化を図ることにします。
下限カットオフ電圧:12.00V
上限カットオフ電圧:13.80V
少し狭め過ぎのような気もしますが、使いながら閾値の変更を行うつもりです。
また、前回も触れたように下限カットオフ電圧はBMSの方を低く設定しておかないとチャージコントローラーが電源喪失のため動作しなくなり、チャージコントローラー経由で供電している直流回路が使えなくなりますのでチャージコントローラー側の方は下記としておきました。
下限カットオフ電圧:12.20V
更に、インバーターのパラメーターも一応確認しておきました。
動作温度 -20℃〜40℃
入力電圧 10.00V〜15.50V
電圧は問題ありませんが、1000Wなど高出力で使用を続けるとインバーター自体が動作温度を超えてしまうので注意が必要です。(2月の室温が低い時期の1000Wの放電テストでは1時間半くらいで高温による動作停止が発生)
自己放電テストの完了後(3日後の予定)には、いよいよキャンピングトレーラーへの取り付け作業です。
関連動画;自作トレーラーの関連動画はYouTubeにアップしてあります。宜しければご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s
https://www.youtube.com/watch?v=z-eC-Jokxhw&t=25s
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