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姫小松について~その10

2012-05-14 23:51:03 | 鋳物・木型
 「あて(陽疾)木」と言われる材木の部分があります。
姫小松には比較的多く見られるように思います。1本の丸太でも半分があて木の場合もあります。
 あて木とは、山の急斜面に人が立っている姿を想像して下さい。そうすると谷方向にある脚に力が入りますね。
 立木も同じで、踏ん張る力が掛かると堅くなると聞いています。
また日陰や強風があて木の原因になることもあるようです。
 あて木も堅い広葉樹と一緒で歪みや反りが出やすいのですが、予想される反り方向を向かい合わせにして板材を接着すると、旋盤加工やフライス加工には最適な材料になります。
         (写真/住宅建築専門用語辞典より)    

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