家籠もり

連休が終わった。
ぐうたらな私は、「休み」と名のつく物が、子どもの頃から大好き。
この３連休も、何という予定があったわけではないが、とりあえず「会社」という拘束から逃れた時間を過ごせる、というだけでなんか嬉しかった。
別に会社が嫌いでも、仕事が嫌でもないのだけれど、拘束されない時間、というのがたまらなく好きだ。
働き者の節子さんなんかは、私と反対で会社に来ているときの方が、仕事がなくてゆったりと過ごせて良いのだそうだ（冷暖完備だし。）

さて
三連休もあれば、何か縫い物でもできそうなものだけど、強力な寒波の到来で北側に据えたミシン部屋にこもるのもなんだか気乗りせず、ホットカーペットをつけ、
アラジンストーブでお湯をしゅんしゅんさせて時間を過ごす。
読みかけのハリーポッターを読み、図書館でかりた本をめくる。
有頂天紙倶楽部のカテゴリーにいれたくなるような内容の本である。
仕事帰り、夕食の支度に追われるように棚と棚の間を駆け抜ける買い物をしている私。
ページごとに登場する、普段見慣れているはずのパッケージに新鮮味を感じる。
ああ、こんなイラストがついていたわ、確かに。
あれ？この商品は今もあるのかしらん？
うわ！地元強力密着型のスーパーが堂々と紹介されてる。
へぇ～～～～
なんて、整然と並べられた商品をあらためて眺めると、発見と驚きの連続である。
やはり、何か一つのことを深く探求すれば、それは確固としたジャンルとして成り立つものなんだなぁ、と感心させられる。

友だちが作った食パンの画像に触発され、パンを焼いてみたり。
スーパーのバーゲンで見つけた素っ気ないサボ型スリッパにちょこっと手を加えてみたり。
息子の願掛けツアーに出かけたり。
あっという間の三連休は終わってしまった。
また明日から仕事。
がんばろう。