キャラメルママ

最近、ちょっとこのキーワードに弱い。

で、ちまたで話題の生キャラメル。
楽して手に入れる機会を得た。
このキャラメルで、一財産築いた芸能人がいるってことで、それにのっかるのもしゃくに障るなぁ、と思いつつも「食べたことのないキャラメル」という噂につられて買ってしまった。
感想としては、口溶けはなめらか。
確かに、すっと溶けてしまい、経験したことのない食感のキャラメルではある。
が、私としては、この味はキャラメルとは認めがたい味なのだ。
なんと表現すればいいものか・・
口溶けの良い、バター飴、とでも言おうかミルクジャムのもう少し固いタイプとでも言おうか。
キャラメルの風味というよりは、ミルクのこくが勝っているような気がする。
そんなわけで、また食べてみたいか、と問われれば「ＮＯ」である。

かたや。
ブルターニュの塩をきかせたという塩キャラメルアイス。
こっちは、かなり好みの味だった。
キャラメルらしい味。
期間限定ということらしいので、また買ってしまうだろう。
食べにくいのが難点だけど、私の中でこのアイスは高得点。
基本、庶民の舌なんだろう、私は。

ところで、「キャラメル・ママ」というネーミング。
昔、ユーミンのダンナさんの松任谷正隆氏や、Ｙ・Ｍ・Ｏの細野晴臣氏らが組んでいたバンドの名前。
由来は、学生運動に参加していた学生のママが、キャラメルを息子に差し入れたという記事を読んだ細野氏がつけたバンド名らしい。

転じて2008年のキャラメルママは、受験生の息子に塩キャラメルアイスを差し入れたりはしない。
ふぉっふぉっ、世の中、キャラメルのように甘くはないことを思い知るが良い。
いやいや、これ以上太ってはいけないと息子の身体を気遣うハハゴコロってことで。
今宵も、ひとりでこっそり食べよう、塩キャラメルアイス。