夜も明けやらぬ早朝に早起きして、姑のところへ出向いた。
先月受けた診療の予約診に連れて行くためである。
歩くのがおぼつかない姑を夫一人で病院へ連れて行き、車いすに乗せたりおろしたり、クルマに乗せたりおろしたり、というひとつひとつの動作が大変なので、手伝う目的で同行した。
パーキンソン症候群という、よくわからない病名をいただいている姑は、歩行が困難な状況。
杖なしでは歩けないし、ひとりで歩くことは、まぁ、不可能に近い。
普段は近所の医者にかかっているが、いっこうによくならない状況に姑自身がしびれを切らし、もっと大きな病院でみてもらいたい、と言い出したことに端を発する。
年齢が年齢だし、病気が病気なので、投薬したからといって一気に状況が好転するものでもない。
だが元々お出かけ好きな姑が、ほとんど出かけられない状況は相当なストレスで、我慢ならなかったのだと思う。
しかしながら、姑の期待通りの結果はもたらされることはなく、なんら変わらない状況が続いている。
4時間近くかけて迎えに行き、実質診てもらうのは2分とかからない。
また4時間かけて帰ってくる。
そんな状況にいらだったのか、夫が
「2万かけて往復して、たったの2分の診療か!あほらし。」
ともらした。
大病院の先生が悪いわけではないのだけれど、それでもどこかに不満をぶちまけたくなる。
姑にしてみれば、まわりの友人で同じ病気のひとが、病院を変えたら病状が改善した、旦那さんがよいという評判を聞けば、その病院を訪ねつれて行ってくれた、と聞くと自分ももしかしたら、と期待する気持ちもわかるし、一人しかいない息子に頼るのもわかるのだが。
年老いた親の面倒を看るためにかかる経済的な負担は、そう安いものではない。
頻繁にかわる政権に関わる人たちに、そんな細かなことは全然見えていないだろうけど。
せめて高速料金なども「介護割引」のようなものを設定してもらえると非常に助かるんだけどな・・
まぁ、こんなことでもなければ見ることのない、朝焼け。
なんの着色もせずにこれだけの複雑な色はなかなか人工ではだせない。
ああ、眼福、眼福。
親孝行も悪くない、と思うしかないか・・
先月受けた診療の予約診に連れて行くためである。
歩くのがおぼつかない姑を夫一人で病院へ連れて行き、車いすに乗せたりおろしたり、クルマに乗せたりおろしたり、というひとつひとつの動作が大変なので、手伝う目的で同行した。
パーキンソン症候群という、よくわからない病名をいただいている姑は、歩行が困難な状況。
杖なしでは歩けないし、ひとりで歩くことは、まぁ、不可能に近い。
普段は近所の医者にかかっているが、いっこうによくならない状況に姑自身がしびれを切らし、もっと大きな病院でみてもらいたい、と言い出したことに端を発する。
年齢が年齢だし、病気が病気なので、投薬したからといって一気に状況が好転するものでもない。
だが元々お出かけ好きな姑が、ほとんど出かけられない状況は相当なストレスで、我慢ならなかったのだと思う。
しかしながら、姑の期待通りの結果はもたらされることはなく、なんら変わらない状況が続いている。
4時間近くかけて迎えに行き、実質診てもらうのは2分とかからない。
また4時間かけて帰ってくる。
そんな状況にいらだったのか、夫が
「2万かけて往復して、たったの2分の診療か!あほらし。」
ともらした。
大病院の先生が悪いわけではないのだけれど、それでもどこかに不満をぶちまけたくなる。
姑にしてみれば、まわりの友人で同じ病気のひとが、病院を変えたら病状が改善した、旦那さんがよいという評判を聞けば、その病院を訪ねつれて行ってくれた、と聞くと自分ももしかしたら、と期待する気持ちもわかるし、一人しかいない息子に頼るのもわかるのだが。
年老いた親の面倒を看るためにかかる経済的な負担は、そう安いものではない。
頻繁にかわる政権に関わる人たちに、そんな細かなことは全然見えていないだろうけど。
せめて高速料金なども「介護割引」のようなものを設定してもらえると非常に助かるんだけどな・・
まぁ、こんなことでもなければ見ることのない、朝焼け。
なんの着色もせずにこれだけの複雑な色はなかなか人工ではだせない。
ああ、眼福、眼福。
親孝行も悪くない、と思うしかないか・・
介護割引、というタイトルでしたが、私のキーワードはパーキンソン。
実母が年明けに診断されました。
急によろよろと変な歩き方で年を取ったと思っていたらそれが原因でした。
父もガタが来ているものの、年相応には元気で夫婦揃っているので、生活にも不便は無く、両親の住む地区の市民病院に通っています。
薬を処方されるようになって動きは良くなりました。
杖不要、家事もしています、実家は駅の近くの平坦地なので当面は大丈夫そうです。。
人によって進行が違うとのことですが、どんな感じでしたか?
私はたまにしか行かないものの、車だと30分、電車でも1時間弱なのですが、弟がなんとも、今大変な中国にパーキンソン診断の半年前から赴任しているんです。
citroenさんとこんなところで共通点が出来るとは。
おいおい問題が生じた時にはまたよろしくお願いいたします。。
それでも、ご夫婦がそろっていらっしゃることがお母様にとっての大きな支えとなっていると思います。
姑の場合、私はひそかに「薬害」だと思っているのです。
若い頃に椎間板ヘルニアを経験している姑は、腰痛持ちなのですが、それ以外にも、とにかくちょっと何かおかしかったら、すぐお医者さんに出向いて山のような薬をもらってきていました。
夜眠れないといっては睡眠薬を、腰が痛いと言っては痛み止めを、というように神経系統に働きかける薬を長年とり続けているせいで、神経系統がダメージを受けているのでは?と私は考えています。
というのも、病院に入院して、必要最低限の薬だけになると症状が劇的によくなるのです。
たとえば、手の震えとかすり足とか・・
ドーパミンの出が悪くなり、意欲減退というのも、ある意味普段の生活習慣的なことも作用している気がするし。
実の娘ならば喧嘩をしてでも進言しますが、義理の関係ではそれもなかなか難しく・・
舅でもいてくれたら、お母様のように軽い症状で進行を遅らせることは可能だったような気もします。
それにしても、この時期に中国とは、弟さんも大変ですね。
子供が仕事で忙しく責任のある立場になると、親に手がかかり始める。
介護の問題は、この国では先々もっともっと深刻な問題となっていくように思えてなりませんね。
そうかもしれませんね。
弟の中国行きが決まった時、両親はショックを受けましたが、報告を聞いた時には決まってしまっていたので(子どもが居ないので自由なのです)、「戻る気はあるから」と弟に言葉にさせて納得させました。
お義母さま、お一人と言うのも薬に頼りがちになるのかもしれませんね。
EKOさんがおっしゃるように、一人暮らしというのが薬依存に拍車をかけているのですが、まぁ、舅が医療関係に従事していましたから、生きていたとしても薬依存の生活はそう変わらなかったかもしれません。
姑の生活をみていると、日本の医療制度、老人福祉、高齢者対策などの問題点がいくつも浮かび上がってきます。
そういうことの一つ一つを、国政を担う人たちは全くわかっていない、という現実も。
そうそう、お母様の症状にもよるかもしれませんが、障害者手帳をもらえるかもしれませんよ。
姑にも、それを勧めて、渋るのを説き伏せて受けさせたら、今は有効活用しているようです。
病院へのタクシー代とか、バス代とかも助かるみたいです。よかったら、自治体に問い合わせてみられては?