ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

追悼

2009-05-07 | 砂時計
ワイドショー嫌いな夫が、チャンネルを変えることなくテレビを見ていた。
へぇ・・珍しい・・何をやってるの?
と、見てみれば忌野清志郎さんにまつわる芸能ニュースだった。
2日に亡くなった忌野清志郎さんが、高校時代に好きだった美術の先生について報道していた。
なんでも、高校を出たらプロのミュージシャンになりたい、という息子をどうすればいいでしょうか?と清志郎さんのお母さんが、本当に新聞の人生相談に問うたことがあったらしい。
それを聞いた、その美術の先生が
「大学に行っても4年遊ぶのなら、遊ばせたと思って好きなことをやらせてみてはどうですか」
とミュージシャンの道を勧めたそうである。

日本のミュージシャンにほとんど興味を持たない夫だが、忌野清志郎は一目置いていたらしい。
あのサイケデリックさがいいのかなんなのか知らないけれど、ひとりこの連休中は
RCサクセションのレコード(!!)を聴いていた。
夫なりの追悼らしい。

忌野清志郎さんに手向ける花の色としてははちょっと違う色かもしれないけれど、私からは今年初めて咲いたアイスバーグを。
花開く前にみせるほんのりとした淡いピンクの可憐さは、見た目の派手さとは裏腹な清志郎さんのシャイな性格のようである。
ご冥福をお祈りします。

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