初めて知ること

我が家のお気に入りの番組のひとつに「平成教育委員会」という番組がある。
今晩、そのスペシャルをやっていたので息子が喜んでチャンネルを合わせた。

そのなかで、国語の問題。
「なしくずし」の本来の意味はなんでしょう？
という問題があった。
私が自分のなかで使っていた感覚だと、うやむやなまま勢いに流され、そのままいってしまう、そんな意味だと思っていた。
が。
これは「済し崩し」と書くらしく、「借金の返済を少しずつ減らしていくこと」なのだそうだ。
へえ！！
また、「爆笑」というのは大笑いすることではなく、「大勢が一度にどっと」大笑いする状態をさすのだそうだ。
これまた、へえ！！！である。
いかにいままで、自分がいいかげんに日本語を使ってきたのかがよくわかった。
先日も、正しい日本語を知る、というような内容の番組をやっていて、自分の曖昧な知識を鞭で打たれたばかりだった。

また、社会の問題で、私の高校時代には山川出版の日本史の教科書に堂々と載せられていた「足利尊氏肖像画」とされていたものが、実は全くの別人の高師直のものである、と今では言われているということにもびっくり！
参勤交代にいたっては、経費がかかりすぎることから、江戸が近づくと近隣で足軽を装わせる農民のアルバイトを雇っていたらしい。
はぁ～。。。
ただでさえ記憶が不確かになりつつある今日この頃なのに、こんなに新事実があふれでてきては、脳のシナプスはますます勢いをなくしてしまいそう。
顔のしわは増えなくてもいいから、脳のシワはもっともっと増えてくれないものかしら、と溜息とともに密かに願う。