ここ何ヶ月か、就寝前に本を読んでいる。
もともと寝付きはすこぶる良い私なので、催眠剤など必要ないのだが、今年の夏は暑すぎた。
お風呂からあがって、ドライヤーで髪を乾かそうもんなら、ますます体温はヒートアップする。
顔はかっかかっかと火照ってしまって、寝たくても眠られない日が続いた。
そこで、身体のヒートダウンをかねて、寝る前に本を読むことにしたのだ。
先日読んだ「東京タワー」や、松岡圭佑、幸田真音、阿川佐和子、といった読みやすい本を読むと、眠たさよりもおもしろさが勝ってしまい、時間を忘れて読み進んでしまう。
だが、訳本はものすごくよくきく眠剤だ。
どうも、やっぱり訳本は苦手。
子どもの頃には、「嵐が丘」や「悲劇の王妃」、「日向が丘の少女」など外国文学が大好きだったのに、食の好みの変化とともに、本の好みも醤油味になってきているようだ。
そういえば、今読んでいる「神の火を制御せよ」のパール・バックも、中学時代夢中になってよんだ「大地」の作者である。
だが、30年以上経った今は、毎夜読み進むのは5ページがやっと。
まさに訳本は、私のナイトキャップなのである。
もともと寝付きはすこぶる良い私なので、催眠剤など必要ないのだが、今年の夏は暑すぎた。
お風呂からあがって、ドライヤーで髪を乾かそうもんなら、ますます体温はヒートアップする。
顔はかっかかっかと火照ってしまって、寝たくても眠られない日が続いた。
そこで、身体のヒートダウンをかねて、寝る前に本を読むことにしたのだ。
先日読んだ「東京タワー」や、松岡圭佑、幸田真音、阿川佐和子、といった読みやすい本を読むと、眠たさよりもおもしろさが勝ってしまい、時間を忘れて読み進んでしまう。
だが、訳本はものすごくよくきく眠剤だ。
どうも、やっぱり訳本は苦手。
子どもの頃には、「嵐が丘」や「悲劇の王妃」、「日向が丘の少女」など外国文学が大好きだったのに、食の好みの変化とともに、本の好みも醤油味になってきているようだ。
そういえば、今読んでいる「神の火を制御せよ」のパール・バックも、中学時代夢中になってよんだ「大地」の作者である。
だが、30年以上経った今は、毎夜読み進むのは5ページがやっと。
まさに訳本は、私のナイトキャップなのである。
スイスイ読める人もいるけどね。
翻訳能力と日本語能力(文章力)が必ずしも一致しないってことかもしれない。
私の訳本最初の挫折は、「戦争と平和」だった…ロシア名の長い長い名前がどうしても覚えられず、読めなかったの。
だって、名前だけで、文庫サイズの1行取るんだもの。
パール・バックの「大地」読んでないなぁ。
夢中になって読んだのはシェイクスピアでありました
このところ英語の本を読んだあと、同じ本の日本語版を読む事が多いので、とみに痛感します。
英語では面白いのに日本語ではなんでこの面白さが出ないんだろう?とか、逆にこんな微妙なニュアンスをよく違う言語に置き換えられるな…と感心したり。
シェイクスピアやワイルドを翻訳した福田恒存さんはお見事~!と拍手を送りたくなりましたが「意訳だ」と叩かれる事が多かったようで、なかなか難しい作業なのは確かですよね。
余談ですが阿川佐和子さんの文章私も大好き!
たまに日本語としても素晴らしい!と思う本もありますけど、おおむね読み始めると3行で寝ます。
皆さんおっしゃるように、翻訳者さんがいいとすいすい読めるんですけどねー。
原文そのまま訳しました、というのはだめだぁ。
最近は「利己的な遺伝子」で本文にたどり着く前に撃沈しました。
一緒に借りた京極夏彦は、厚さが同じでもあっという間に読めたのに~。
名前書き忘れてましたー!失礼しました。
毎晩5P!その感じよくわかります。なかなか筋が進まないのですよね。
ところで、最近知り合いから、寝る前に思春期に読んだ本を読み直すといいよーと薦められました。
すると、すごーーくよい夢が見られるって言うんです。ほんとでしょうか?今度試してみます!笑
確かにね~、ロシアの名前ってなんでああも長いんだい!って思っちゃうよね。
おまけに似てるし!
~コフたら~チャフラフスカたら~ビッチたら・・
アガサ・クリスティーの名探偵ポアロシリーズも、ハリーポッターシリーズも、指輪物語も、すべて名前を見た時点で表紙を閉じました。
でも、シェイクスピアは確かに昔読んだなぁ。
やっぱり脳細胞が若かったってことなのかな?
マーブリさんのその語学力!
映画にしろ、本にしろ、本当は原語で観たり、読んだりする方がより正確に作者の意図が理解できて良いのですよね。
マーブリやさとちゃんの書評を読んでは、
「あ、面白そう!」
とかって思うのですが、その本を手に取ってみるとなかなか前に進めなくて・・
映画は、戸田奈津子さんの訳が大好きです。
意訳が多いのかもしれないけれど、端的に表現されていて、まったく違和感なく映画に入って行けるからうまいのかな、と思います。
阿川佐和子さん、マーブリさんもお好きですか!!
今更ながらにあのひとのエッセイを読んでいるのですが、自分の観点とか共通点を見いだしたりして、ますます好きになっちゃいました。
あのさっぱりした感じ、いいですよね~!
わかるーーーー!!!
きっと翻訳者も、「仕事」として訳しているひとと、
「自分が愉しんで」仕事をしているひとで差が出るのじゃないかなぁ?
それと、のぴさんが言うように日本語語学力?
自分が、外国語に精通してれば、どれほど世界が広がることか!と今更ながらに歯ぎしりします。
京極夏彦って読んだことないのですが、おもしろそうですね。今度借りてこよう・・
そんなジンクス(?)があるのですか?
わぁ、試してみなくては。
どんな本でもそうなのかしら?
ジャンル別の夢とかあっても面白いですね。
確かに、思春期に読んだ本を読み返すと、また違った感想をもつことが多いようです。
先日読んだ柴門ふみさんの「恋する文豪」という本でも、昔読んだ本を読み返して、大人になった現在の書評が書かれていて興味深かったです。
悪夢でうなされそうな日には、昔読んだ本を読むことにします