話題に事欠かない夫。
やはり、その兆候は幼い頃からあったようである。
今回の帰省で、することもないので姑の話し相手をしていた。
聞くのはもっぱらご近所さんの話や、大姑、なくなった舅のこと、そして夫の小さい頃の話。
夫から、時折彼の幼少の話を聞くことがあるので、その裏付けを取るべく水を姑に向けた。
たとえば・・
小さい頃、夫はご近所にあった傘屋さんでいたずらしたことがあるらしい。
昭和30年代、まだ蛇の目傘が流通していた頃、夫は柿渋を塗って乾かしていた傘に砂をかけていったことがあったらしい。
生乾きの柿渋に、見事張り付く砂が面白かったようで。
当然、イチから張り直しとなったはず。
また、ある時は貼りたての障子紙に、一カ所ずつ指で穴を開けていったこともあるそうで。
そんなとき、姑はどう対応したのか私は知りたかった。
したらば。
孫が可愛くて可愛くて仕方のなかった大姑と大舅の二人が頭を下げて回ったそうな。。
また、ある時はゴム跳びに興じる女の子の前に回って、パンツの色を見てはやし立てたり、ということもしたそうで。
そういう幼い頃のいたずら小僧は、大きくなってもちょくちょく顔をだす。
大学時代、仲の良かった男友達と夜中にクルマを走らせ、自殺の名所に出向いたらしい。
真っ暗な池の端を走っていて、同乗者である友人が尿意を催した。
「XXX(=夫)、ちょっとクルマ停めてや。トイレがしたい」と訴えた友人M。
夫「うん。ええで。」
と気安くクルマを停める夫。
大急ぎでクルマを降りたMを残し、クルマを発車させた夫。
場所は心霊スポットとも言える自殺の名所。
Mクンは、生きた心地がしなかったそうである。
30年経った今も、彼はそのときのことをよく覚えている。
それに対し夫は
「え。ちょっとクルマ動かしてみたら、どう反応するかおもろいかな、って思てん。」とケロッと言う。
同じく学生時代。
放送局でライト持ちのバイトをしていた夫。
カメラマンにくっついて、あらゆるところのライト係として随行した。
ある大きな裁判の判決が地元高裁で下る、という取材に際し。
大勢のマスコミ各社が詰めていた。
今か、今か、と各社のカメラマンや記者達が息を詰めて待っているときに、夫。
「あっ!!」
と大声で叫んで走った。
それにつられて、各社報道陣は、すわ!とばかりに走り出す。
「あー・・まち疲れた~」とひとことつぶやき走りを止めた夫。
他社のカメラマン達が怒る
「なんや!なんか動きがあったんと違うんか!!」
夫「いや、ちょっと待ってるのに飽きたから走ってみただけ~」
本人曰く、みんなが息を詰めて待っているときに、ちょっと走ってみたらどんな反応を示すか見てみたかったそうで。
とにかく、いたずら好き。
このたび我が家にやってきたトルソーも、さっそくいたずらの材料に仕立て上げられた。
前述のMくんを我が家に招いたとき、玄関ドアを開けてすぐのところに立たせておいたのだ。
「Mをびっくりさせたろ!」
期待に反して、Mくんの反応は薄かった。
ピンポイントの照明が足りなかったそうで。
来年の春は、ハト対策にかかし代わりを務めさせようともくろむ夫。
彼のいたずら心は尽きることを知らないようである。
やはり、その兆候は幼い頃からあったようである。
今回の帰省で、することもないので姑の話し相手をしていた。
聞くのはもっぱらご近所さんの話や、大姑、なくなった舅のこと、そして夫の小さい頃の話。
夫から、時折彼の幼少の話を聞くことがあるので、その裏付けを取るべく水を姑に向けた。
たとえば・・
小さい頃、夫はご近所にあった傘屋さんでいたずらしたことがあるらしい。
昭和30年代、まだ蛇の目傘が流通していた頃、夫は柿渋を塗って乾かしていた傘に砂をかけていったことがあったらしい。
生乾きの柿渋に、見事張り付く砂が面白かったようで。
当然、イチから張り直しとなったはず。
また、ある時は貼りたての障子紙に、一カ所ずつ指で穴を開けていったこともあるそうで。
そんなとき、姑はどう対応したのか私は知りたかった。
したらば。
孫が可愛くて可愛くて仕方のなかった大姑と大舅の二人が頭を下げて回ったそうな。。
また、ある時はゴム跳びに興じる女の子の前に回って、パンツの色を見てはやし立てたり、ということもしたそうで。
そういう幼い頃のいたずら小僧は、大きくなってもちょくちょく顔をだす。
大学時代、仲の良かった男友達と夜中にクルマを走らせ、自殺の名所に出向いたらしい。
真っ暗な池の端を走っていて、同乗者である友人が尿意を催した。
「XXX(=夫)、ちょっとクルマ停めてや。トイレがしたい」と訴えた友人M。
夫「うん。ええで。」
と気安くクルマを停める夫。
大急ぎでクルマを降りたMを残し、クルマを発車させた夫。
場所は心霊スポットとも言える自殺の名所。
Mクンは、生きた心地がしなかったそうである。
30年経った今も、彼はそのときのことをよく覚えている。
それに対し夫は
「え。ちょっとクルマ動かしてみたら、どう反応するかおもろいかな、って思てん。」とケロッと言う。
同じく学生時代。
放送局でライト持ちのバイトをしていた夫。
カメラマンにくっついて、あらゆるところのライト係として随行した。
ある大きな裁判の判決が地元高裁で下る、という取材に際し。
大勢のマスコミ各社が詰めていた。
今か、今か、と各社のカメラマンや記者達が息を詰めて待っているときに、夫。
「あっ!!」
と大声で叫んで走った。
それにつられて、各社報道陣は、すわ!とばかりに走り出す。
「あー・・まち疲れた~」とひとことつぶやき走りを止めた夫。
他社のカメラマン達が怒る
「なんや!なんか動きがあったんと違うんか!!」
夫「いや、ちょっと待ってるのに飽きたから走ってみただけ~」
本人曰く、みんなが息を詰めて待っているときに、ちょっと走ってみたらどんな反応を示すか見てみたかったそうで。
とにかく、いたずら好き。
このたび我が家にやってきたトルソーも、さっそくいたずらの材料に仕立て上げられた。
前述のMくんを我が家に招いたとき、玄関ドアを開けてすぐのところに立たせておいたのだ。
「Mをびっくりさせたろ!」
期待に反して、Mくんの反応は薄かった。
ピンポイントの照明が足りなかったそうで。
来年の春は、ハト対策にかかし代わりを務めさせようともくろむ夫。
彼のいたずら心は尽きることを知らないようである。
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