経過報告

美容院に出向くと、いつものスタイリストさんが尋ねた。
「ご主人、インディアンシャンプーのその後はどうですか？」
私
「ああ、そうやねぇ。もう、一年になるもんね。」
ス
「え！半年くらいかなぁ、って思ってましたけど、もう、そんなになるんですね！」
そうなのだ。
おととしの年末に、友だちのところで仕入れた情報から、ネットで購入し２本目の半分以下くらいまで使っている。
で、効き目のほうだが、一進一退を繰り返している。
もっとも、最近は飲み薬も飲み始めた。
本人曰く、自然にはげるものはしょうがない、が、試してみてよさそうなものは面白そうなので試してみたいのだそうで。

きっかけは、インフルエンザの予防接種で訪れた医院でのこと。
目の前に「薄毛でお悩みのあなたに」というポスターが貼ってあった。
かかりつけのお医者さんだし、全然儲け主義の人じゃないので、夫も気軽に
「あのぅ、このはげ薬、試してみたいんですけど」と切り出したらしい。
病気の薬ではないので、家族の私がとりに行くことも出来る。
私が喘息薬をとりに行くついでに、２クール目の夫の飲み薬を所望した。
私、一応ひそやかな声で「すみません、主人のAGEをお願いしたいのですが。」
受付の若いお姉さん、目が？？になっている。

おっちょこちょいの私、思い込みが激しくてすんごい勘違いをすることがある。
聞こえなかったのかも、と思いつつ
「すみません、主人のハゲ薬をお願いしたいのですが」と言い直した。
お姉さん、くすり、と笑って「ああ、はいはい。。」とカルテを探し始めた。
待っている間、件のポスターをもう一度読み直してみると
AGEではなくて、AG「A」だったのだ。
私はぱっと読んで
「なるほど！頭のHをはずしてAGEとはうまいこと名づけたもんだわ」と一人合点していたのだが、それは大きな勘違いだったのだ。

閑話休題。
そういうわけで、夫の頭は相変わらずサバンナ状態なのであるが、例のシャンプーは売れに売れているみたいだ。
ってことは、やっぱりそれなりに効き目が見える人が多いってことなのだろうか。
このシャンプーを教えてくれた友人も、２，３年は続けて使っていた。
１年くらいの短期間では結果は見えないのかもしれない。
飲み薬とのダブルパワーで、再来年くらいにはふっさふっさ、になるわけないよね。
でも、私はそんなことで嫌いになったりはしないから、ご安心めされい。

補足
よみうりテレビで放送している夫のお気に入り
「たかじんのそこまで言って委員会！」という番組のスタッフが、発毛実験に取り組んでいる。その人もＡＧＡを服用し、専門医から処方された発毛剤でマッサージしている。番組内で進行状況を報告してくれるので、我が家でも興味津々。
夫の成長とそのスタッフの成長、どっちが早いか、それも見物。