昨日は長い一日だった。
会社のパソコンが入れ替えされることになり、3時間で終わるはずの作業が長引き、夜の7時半までひっぱられ、家にたどり着くと8時にもなっていた。
それから食事の支度を整え、一息ついた10時、例の、息子がT大理Ⅲ志望だった後輩から電話が入る。
用件は、彼女の息子の結果報告。
別に私は知らせてくれともなんとも言ってはいなかったが、一浪決定に至った状況を愚痴りたかったのだと思う。
彼女は小学校の教師をしているが、びっくりするくらいそういう受験情報に通じていて、いったいそのネットワーク網はどこで絡めとってくるのだろう、と感心することしきりである。
彼女によれば、自分の息子はずっとトントン拍子でやってきて、ここへきてまさかの一浪だったらしい。
同じ部の別の子は、夏休みを過ぎてから医学部に志望変更したのに、するっと合格してしまった。もちろん目指した大学の偏差値の違いというものはあるにせよ、その合否の差は親の熱の入れ方の差だと彼女は力説した。
合格した子どもの「親」は、密かに医学部を志望していたがそういう想いは微塵も口にせず、周りからじわじわと子どもが医学部を志望するように働きかけ、子どもが行ってみたい、という気になったところで一気に今まで自分たちが温め続けた思いを子どもにぶつけ、ありとあらゆる支援の手を差し伸べたそうだ。
その細やかさは最後の最後まで続いたそうで、受験で泊まるホテルに普段使っている布団、枕、電気スタンドを運び込み、少しでも家と同じ環境を作り上げ受験会場に向かわせたらしい。
受験当日は、朝一番にコンビニにお弁当を買いに走り(食あたりになどならぬように、という気配りから)大学の正門まで中学受験の塾の先生よろしく親が見送り、エールを送ったらしい。
後輩は、自分には仕事も親の介護もあるからそこまでのことはしてやれなかった、と悔やんでいる。
私にしてみれば、枕まで運び込む親にびっくり、またそれができなかったと悔やむ後輩にもびっくりするばかり。
現代の受験がそうなのか、それとも医学部受験というのがそうまでしなければやすやすとは受からないものなのかはわからない。
そのあとも延々と続く大学受験への親の道のレクチャーを受け続けた(というか聞かされ続けた)私である。
幸い我が家の暢気坊主は、医学部を目指しているわけでも、高偏差値大学を目指しているわけでもないので、「はぁ、はぁ・・・」と話半分で聞いていたが改めて知るお受験道。
「生きていくのはアンタ自身よ。」
というのが信条の私にとって、息子の桜を咲かせるのは至難の業なのかもしれない。
会社のパソコンが入れ替えされることになり、3時間で終わるはずの作業が長引き、夜の7時半までひっぱられ、家にたどり着くと8時にもなっていた。
それから食事の支度を整え、一息ついた10時、例の、息子がT大理Ⅲ志望だった後輩から電話が入る。
用件は、彼女の息子の結果報告。
別に私は知らせてくれともなんとも言ってはいなかったが、一浪決定に至った状況を愚痴りたかったのだと思う。
彼女は小学校の教師をしているが、びっくりするくらいそういう受験情報に通じていて、いったいそのネットワーク網はどこで絡めとってくるのだろう、と感心することしきりである。
彼女によれば、自分の息子はずっとトントン拍子でやってきて、ここへきてまさかの一浪だったらしい。
同じ部の別の子は、夏休みを過ぎてから医学部に志望変更したのに、するっと合格してしまった。もちろん目指した大学の偏差値の違いというものはあるにせよ、その合否の差は親の熱の入れ方の差だと彼女は力説した。
合格した子どもの「親」は、密かに医学部を志望していたがそういう想いは微塵も口にせず、周りからじわじわと子どもが医学部を志望するように働きかけ、子どもが行ってみたい、という気になったところで一気に今まで自分たちが温め続けた思いを子どもにぶつけ、ありとあらゆる支援の手を差し伸べたそうだ。
その細やかさは最後の最後まで続いたそうで、受験で泊まるホテルに普段使っている布団、枕、電気スタンドを運び込み、少しでも家と同じ環境を作り上げ受験会場に向かわせたらしい。
受験当日は、朝一番にコンビニにお弁当を買いに走り(食あたりになどならぬように、という気配りから)大学の正門まで中学受験の塾の先生よろしく親が見送り、エールを送ったらしい。
後輩は、自分には仕事も親の介護もあるからそこまでのことはしてやれなかった、と悔やんでいる。
私にしてみれば、枕まで運び込む親にびっくり、またそれができなかったと悔やむ後輩にもびっくりするばかり。
現代の受験がそうなのか、それとも医学部受験というのがそうまでしなければやすやすとは受からないものなのかはわからない。
そのあとも延々と続く大学受験への親の道のレクチャーを受け続けた(というか聞かされ続けた)私である。
幸い我が家の暢気坊主は、医学部を目指しているわけでも、高偏差値大学を目指しているわけでもないので、「はぁ、はぁ・・・」と話半分で聞いていたが改めて知るお受験道。
「生きていくのはアンタ自身よ。」
というのが信条の私にとって、息子の桜を咲かせるのは至難の業なのかもしれない。
そこまでやる必要があるのか?という疑問はわかなかったのだろうか?
それって、それをやってあげたかどうかで本当に結果が違うのかな~~。
枕の世話になんかならないで人生を歩んだ人の方がよりよい人生を歩みそうだが・・・
ところで。うちの杉並区民お姉様が、4月1日(土)の夜7時半からのNHK特番に出ます。
50人の一般人参加者の一人で、専業主婦代表、ってことらしい。よかったら見てください~
そこまでの環境を整えてもらわねばなれない医者に、診てもらいたくはないな。
後輩をとりまく環境もすごくて、そういう情報の大方は先生同士の横のつながりで入手しているらしいの。
なんだかんだいっても、先生も本音と建前とは違う、ってことだよね~。
と・こ・ろ・で!
密かに私がお慕いしているお姉さまがテレビに出られるとな!これは、絶対みなくちゃ!何の特番かな?
この20年の日本の経済?それとも教育?(わくわく)
長い番組なので、義姉が話すかどうか定かではないのですが・・・(生だし)名札がHNでオーケーなら、
「杉並区民」にする、と言ってました。
NHKが最近凝ってる、視聴者参加型番組ですな。
長い番組なら、なおのこと絶対写りますね。
きっとアナウンサーが
「xxさん、いかがお考えになりますか?」とかってふるだろうし。
「専業主婦代表」もしくは「杉並区民」さんですね。(メモ、メモ)
もし、お姉さまが何かの都合で出られなくなったら、Rocoさんがピンチヒッターで出るっていうのも面白いかも。
出っ歯のお姉さんだったら
「あ!Rocoさんだ!」ってピンとくるわ。
(きゃっ!石を投げないでぇ)
そうそう、やはりさすがNHK、全員のプロフィールと名前と顔は覚えているそうで。
コメントもするんじゃないかなあ。
なにやら先ほどの情報だと、本名になったんだとか。
「森・44歳・専業主婦」だそうです。
へぇ。
さすがだね、全員覚えているなんて。
三宅アナくらいがメインキャスターかな。
ほー。森さん。。覚えやすくていいね!
明日はDVDを借りてこないようにするわっ。
すぽっと感想を忘れてしまったではないですが・・・
おっと受験のお話ふむふむと読みました。
私は自分が一番可愛いと思ってる人種なので子どものためにそこまでしてやれない・・・と思いつつ読みCITROENさんもそっちよりだと読んでちょっとホッとしてました(笑)
うちの娘もそんな大層な所を目指してるわけではないのだけど どー接してやるべきなのか。とちらりと考えてた所だったんで参考になりました!
「すぽっと感想を忘れてしまったではないです か 」の間違いっす。
すみません、杉並区民のお姉さまを見ていて遅くなりました。
子どもは大事な存在であることは間違いないことなんですが、自分のアクセサリーでもブランドバッグでもないですからね、「子どものため」という御旗と親の見栄をすり替えないようにだけは気をつけなくちゃ、って思ってます。
なにより、私の趣味に費やせる原資を減らしたくないな~、っていうのが本音かも!