あたたかな週末

昨日は少し肌寒いが、日なたはちょっと春を感じさせる陽気だった。
こちらへ越してきてから、親しくしてもらっていた友人がご主人について関東へ引っ越して２年。
会えることは、滅多にないなぁ、と思いつつ年賀状のやりとりはしていた。
そんな彼女が、息子さんの部活動時代のママさんたちとの懇親会でこっちへ来るという。
短い時間ながら、楽しい時間を過ごした。

賀来千賀子さん似のきれいなひと。
こっちにいるときはパン教室の先生をしていて、いつもお洒落にしていた。
私と同い年だけれど、メイクもブロウもお洒落もとても上手で、かといって全然嫌味な感じがないカラっとした性格だ。
息子さん二人の部活動にも熱心で、協力的だった。
お得意のパンやケーキをいっぱい焼いて差し入れたり、クルマを駆って試合の応援に行ったりと、そういうことに消極的な私とは大違い。
ご主人が、夫と同じ一人っ子ということや、同じ関西出身ということで、いつも
話し出すと止まらなくなる。
今回も１時間という短い時間、ノンストップでお喋りのしっぱなし。
上の息子さんが、うちの息子の３年先輩であり、受験のことなども色々と教えてもらう。
彼女の前向きな生き方は、私にとってはとても刺激的で、ともすればどんよりと鈍くなりがちな感覚を、つっついて呼び覚ましてくれるのだ。
しょっちゅう会うわけではないけれど、こういう友人の存在は本当にありがたい。
できれば、もっとおばあちゃんになっても、お互い嫁のグチを語り合ったり、趣味の話で盛り上がったりすることができればいいな、と思っている。

ほんとうにあたたかな冬。
今日、道端には目を疑うたんぽぽが咲いていた。
たまには散歩するのもいいもんだ。