最新型ロックミシンへの切り替えを機に、友人が端かがり専用のロックミシンを譲ってくれた。
無難な色の糸をかけたまま、譲ってくれたので大方のものはそのままで使っていた。
キレイに端をかがってくれるので、ちょっと嬉しくなって、欲が出た。
黒いものを縫うんだから、濃い色の糸に掛け替えよう。
それが間違いの始まりだった。
説明書に従って、ピンセットを使って糸を通して行く。
何をしたわけでもないのに、なんかおかしい。
糸調子を合わせるダイアルをあっちにまわし、こっちに回し、圧力の調整ボルトもあっちに回し、こっちに回し・・
っていじ繰り返しているうちに、もう、しっちゃかめっちゃかな状態に陥ってしまった。
卒業式に列席するためのワンピースを縫っている最中のこと。
ひぃ~~~、時間がない~~~。
気持ちばかりが焦る中、ま、これくらいなら目をつむろう、とそこそこの調子で手を打った。
街をぶらついていて、昔からあったようなミシン店に目がとまる。
「そうだ、ちょっと聞いてみよう」
と、ふらっと入って聞いてみた。
相手をしてくれたのは、40代前半くらいの奥さん。
ご主人が修理、販売を主に手がけているらしい。
ロックミシンのメーカー名と、年式、調子を詳しく話す。
すると、まず、そのメーカーは今は販売していないということ、調子をみるだけであっても8千円はかかるということ、そして、この店で買ったものでなければ責任も持てないし、いつになるかはわからない、ということなどを告げられた。
そこで、私も引き下がればいいものを、
「それなら、こちらのお店でのおすすめを教えてもらえますか?」
と問うと
「それは、お客さんの腕、縫う目的、そういうことを細かくお聞きしないとすぐにはお応えできません。」という。
「じゃぁ、ネットで評判の良いジューキのシュ○ールはどうですか?」
と具体的な名前をだして聞いてみる。
即座に、奥さんの目の色に困惑がにじむ。
「・・正直に言いますと、ジューキさんはうちでは?な状態ですね。」
私
「それは、またどうして?ネットでは圧倒的に人気なんですよ。」
奥さん
「ネットでは人気かもしれませんが、それならそちらでの評価を信じられたらいいのじゃないですか?
うちにもよく若いママさんが、“ネットで評判の”“ネットでみんなが良いと言ってる”とおっしゃってこられますけど。。
ミシンは、クルマと一緒で販売店が責任を持つんです。メーカーにはサービスセンターがあるわけでもなんでもないんですから。だから、電気屋さんで買ったミシンは電気屋さんに、通販で買ったものは通販会社に、ネットのミシンやさんで買ったものは、そちらに、という話です。
よそで買ったものを、調子が悪いからちょっとみてもらえませんか、というのはうちははっきり言って持ってこられても困るんです。」
と、ちょっと苛ついた感じで返されてしまった。
先日の鶏肉以来、やっぱり対面で買うお店を再評価しはじめていた矢先のことで、ちょっとショック。
ネットで得られる情報だけでは、頭から信じられないから、実店舗を昔から構えているお店だからこその専門家の厳しい目での評価を聞きたかっただけなのに。
困ったときだけ、近所のお店、という安易な客の態度に頭にきていることも理解できる。
自分が知らないネット界での評価や、評判について何も論じられない、というのもわかる。
だが、そこまで自分の店や販売方法に自信があるのなら、もう少し丁寧な説明をしてくれてもいいんじゃないの、とちょっとわだかまりが残ってしまった。
結局、それ以上のことを聞くことも、ミシンを修理に出すこともあきらめてしまった私である。
無難な色の糸をかけたまま、譲ってくれたので大方のものはそのままで使っていた。
キレイに端をかがってくれるので、ちょっと嬉しくなって、欲が出た。
黒いものを縫うんだから、濃い色の糸に掛け替えよう。
それが間違いの始まりだった。
説明書に従って、ピンセットを使って糸を通して行く。
何をしたわけでもないのに、なんかおかしい。
糸調子を合わせるダイアルをあっちにまわし、こっちに回し、圧力の調整ボルトもあっちに回し、こっちに回し・・
っていじ繰り返しているうちに、もう、しっちゃかめっちゃかな状態に陥ってしまった。
卒業式に列席するためのワンピースを縫っている最中のこと。
ひぃ~~~、時間がない~~~。
気持ちばかりが焦る中、ま、これくらいなら目をつむろう、とそこそこの調子で手を打った。
街をぶらついていて、昔からあったようなミシン店に目がとまる。
「そうだ、ちょっと聞いてみよう」
と、ふらっと入って聞いてみた。
相手をしてくれたのは、40代前半くらいの奥さん。
ご主人が修理、販売を主に手がけているらしい。
ロックミシンのメーカー名と、年式、調子を詳しく話す。
すると、まず、そのメーカーは今は販売していないということ、調子をみるだけであっても8千円はかかるということ、そして、この店で買ったものでなければ責任も持てないし、いつになるかはわからない、ということなどを告げられた。
そこで、私も引き下がればいいものを、
「それなら、こちらのお店でのおすすめを教えてもらえますか?」
と問うと
「それは、お客さんの腕、縫う目的、そういうことを細かくお聞きしないとすぐにはお応えできません。」という。
「じゃぁ、ネットで評判の良いジューキのシュ○ールはどうですか?」
と具体的な名前をだして聞いてみる。
即座に、奥さんの目の色に困惑がにじむ。
「・・正直に言いますと、ジューキさんはうちでは?な状態ですね。」
私
「それは、またどうして?ネットでは圧倒的に人気なんですよ。」
奥さん
「ネットでは人気かもしれませんが、それならそちらでの評価を信じられたらいいのじゃないですか?
うちにもよく若いママさんが、“ネットで評判の”“ネットでみんなが良いと言ってる”とおっしゃってこられますけど。。
ミシンは、クルマと一緒で販売店が責任を持つんです。メーカーにはサービスセンターがあるわけでもなんでもないんですから。だから、電気屋さんで買ったミシンは電気屋さんに、通販で買ったものは通販会社に、ネットのミシンやさんで買ったものは、そちらに、という話です。
よそで買ったものを、調子が悪いからちょっとみてもらえませんか、というのはうちははっきり言って持ってこられても困るんです。」
と、ちょっと苛ついた感じで返されてしまった。
先日の鶏肉以来、やっぱり対面で買うお店を再評価しはじめていた矢先のことで、ちょっとショック。
ネットで得られる情報だけでは、頭から信じられないから、実店舗を昔から構えているお店だからこその専門家の厳しい目での評価を聞きたかっただけなのに。
困ったときだけ、近所のお店、という安易な客の態度に頭にきていることも理解できる。
自分が知らないネット界での評価や、評判について何も論じられない、というのもわかる。
だが、そこまで自分の店や販売方法に自信があるのなら、もう少し丁寧な説明をしてくれてもいいんじゃないの、とちょっとわだかまりが残ってしまった。
結局、それ以上のことを聞くことも、ミシンを修理に出すこともあきらめてしまった私である。
販売店の方の言う事ももっともですが、その言い方というものもありますよね。ちょっとした言葉の使い方ひとつで同じ内容もまるで違った印象になるでしょうに…
ちなみに私はネットで購入したシュ○ールを愛用していますが、友達は近所のミシン屋さんで薦められたミシンを買っていました。やはりシュ○ールは薦められなかったそうで(私はすごく良いと思ってますけど)、値段を聞いたら私のミシンの何倍もの驚くような高額でした。でも無料のミシン講習会に参加できたり、製図の仕方を教えてもらったり、トラブルがあると修理の人が自宅まですぐ駆けつけてくれたり、とたくさんメリットもあったようです。
どのミシンが良いのかは人によってもさまざまだと思いますが、どうせ相談するなら気持ちのよい対応が出来るお店が良いですよね。
いくら扱っていないミシンでも
もしかしたら お客さんになるかもしれないのにー。
個人商店を応援したり 慕ってお世話になったりしたくても
詳しくない情報を聞かれて そんな対応をされたんじゃ なんだか 寂しいですね。
他人に 求めすぎなのも いけないのかもしれませんが。
でも 客商売ですからねー。
↓
家庭であんな豪華なケーキが登場するなんて 素敵すぎます。
あんまり流ちょうにセールストークを繰り広げられるっていうのも苦手なんですが、ここまであからさまに拒否されるっていうのもなんだか・・
表面的にはにこやかに、穏やかに話されているのですが、どうも「ネット」という言葉に拒否反応を感じられたのかもしれません。
お店の方が言うことも一理あるんだとは思うんです。
子どものちょこっとした袋物や、大人の簡単な洋服しか縫わない人に、シュプールを勧めても、というプロならではの意識が働いたのかもしれないし。
でも、それにしてももう少し言い方があったんじゃないの、って思わずにおれませんでした。
調子が悪くなったとき、気軽に相談できるという点に置いては断然近所のお店なんですけどね。
ミシンって、相変わらず得体の知れないものなんだなぁ、ってあらためて思いました。
だって、本当に値段もピンキリだし、お店の対応もイロイロだし。
この専門店の奥さんが言うように、全国展開の怪しいチェーン店は、本当に何も調整しないで、平気で返してくるんですよ。さも、掃除やなんかをやったみたいに。
かといって、いちいち段ボールで梱包して、ネットのミシンやさんに送って、調子を見てもらうというのも邪魔くさい気がしますしね。
今更、高性能なミシンを買うっていうのも、年齢的に無駄なような気がするし。
別の趣味を開拓しようかなぁ、って気さえしています。
ケーキ、イチゴが乗っているから派手に見えますが、そんなに豪華なケーキでもなんでもないんですよ。
スポンジ焼いて、ムースをのせて、泡立てた生クリームの上にイチゴのスライスをのっけただけですから。
Kayさんも、お嬢ちゃんが生まれたら、是非チャレンジしてみてください。
たとえば作った人とは違う、現場の意見でもあるわけだよね?
それを、自分の考えこそが正しいみたいなその言い方、ちょっと嫌だなあ。
個人商店も色々でさ、やっぱりあんまり頑ななのもね、ダメだと思います。
あたしゃシュプールほしい~。
うーん、ネットでの評判って結局、私が見ている範囲ってかなりマニアなひとが多いわけで、そうなると本格的に縫います!みたいになるから、自ずと職業用ミシン、って流れになるみたいね。
たぶん、ミシンやの奥さんが言いたかったのは、本当にそこまでのものが必要なんですか?
そんなに使いこなすほど縫うんですか?
ってことじゃないかと思う。
Rocoさんが言うように、頑ななだけではなく、広く知識を持った上で、自分の信条を言ってくれたら、まだ納得できるんだよね。
はなから相手にしてくれない、ってなんだかお客さんとして哀しかったわ。
Rocoやんは足踏みのミシンだったよね、確か。(それがいちばん縫い目はきれいだろう)
ミシン屋さんってさ、電気屋さんと一緒で、メインの扱いメーカーがあったりしない?
ブラザーだったり、JUKIだったりさ。(ジューキとJUKIは違う、ややこしいが)
自分の店のメインじゃないメーカーの商品知識は期待できないと思うよ。
電気屋さんほど絶対数がないから、困るんだけどね。
今はネットのミシン屋さんもあるから、消費者としては選択肢が広がったけどね。
昔はミシンを選ぶというか、ミシン屋さん(=メーカー)を選ぶという感じだったな。
そういう私は、最初のミシン(二十歳で買った)がブラザーだったので、シュプ買うまでは全部ブラザーだった。
ミシン屋さんとしては、儲かるのはきっと多機能コンピュータミシン。
シュプのように質実剛健、ただただ縫うためのミシンは、採算に合わないのかもしれないね。
ところで、ロックの調子が悪かったのに、どうしてシュプの話になったの?(笑)
ここまでネットで布屋さんや型紙屋さんが増えて、個人の洋裁レベルが上がっているということをご存じないのでしょうね。
うふふ、質実剛健はお金にならない。確かに!
のぴさんのご意見に激しくうなずいてしまいましたー。
服飾専門学校によっても押しは違ったような。
文化服装系の友人たちはみなブラザーのヌーベルクチュールでした。
その手の書籍で作家さんと一緒に写っているマシンを拝見してもそんな気がします。
皮も難なく縫えるとの友人の言葉で私も社会人になってから購入し18年バリバリ現役ですー。
最近では、ジグザグも無しで直線のみのため縫い目が色々選べる
コンピュータミシンも楽しそうだなあと思います。
そして私も「シュプール!ロックではなかったの!?」と思った一人ですw
私も言われるまで気づかなかったけど(え?)、話をはしょっていますな。。
ロックミシンは、メーカーの販売がすでに終わっている、調子あわせをするだけに8千円と聞いた時点で、私のロックミシンに関しては話が終わったの。
で、ついでに普通のミシンもイマイチ調子がよろしくないので、話のついでにそちらのミシンも、ってことで尋ねたら、また同じ事を言われてしまい・・
それなら、店の中に看板のあったジューキのことを尋ねてみよう、とあいなったわけです。
JUKIとジューキは違うの?!
それも全然知らなかった・・(そういう輩が手を出すべきではないのかもしれないが)
だいたい、機械モノに弱い私としては、手取り足取り教えてもらえる方がいいかなぁ、って安直に考えて近くのお店を訪ねたのだけど、やっぱり今の時代ネットなのかなぁ。
多種多様に機械も、お店も有りすぎて何を基準に選べばいいのかわからないです。
へそまがりだから、みんながみんな「これ!」というのに、「ほんまか?」と疑いの目をついつい向けちゃうんですよ。
素直になった方がいいんでしょうね。
ますます分からなくなってくる。。
ただ、学校が勧めるっていうのは、ちょっと「ほんまか?」のところが多くないですか?
業者からのリベートや、ペイバックなんかが絡んでいそうで。
値引率とかもいい、ってことで選んでたりしないのでしょうか?
って!
よーーーく考えたら、私、別にミシンを買い換える予定なんてないんですよ、実のところ。(は?!ですよね・・)
糸調子さえあわせてもらえたら、まだ十分使えるわけだし。
そりゃ、欲を言えばキリがないんですが、そんな上等なミシンに手を出すほどの腕でもないし、目も薄くなってきた今日この頃では、道楽にしちゃ高すぎますです。実際、原資もないしね。
修理専門にやってくれるところ、近所でないかなぁ、って話です。
かこささん、引っ越し先の条件第一位は、アトリエが確保できる、ってことじゃないですかね