亜熱帯になったかのような今年の夏が少しずつ去ってゆく。
読書の秋、芸術の秋、そして食欲の秋。
秋は日本の四季のなかでも一番好きな季節かもしれない。
元気に弾けていた夏の思い出が、あちこちにまだ少しくすぶっているようで、それでいて静かにもの哀しさが漂いはじめて・・・。
夜の時間が長くなってくると、夜更かししていろいろなことをしたくなる。
そんな時間の片隅に置いて欲しくて、ブックカバーと栞を作った。 . . . 本文を読む
秋刀魚が美味しい季節がやってきた。
魚を綺麗にいただくのには、お箸の存在は重要なポイントだ。
その昔、日本がバブルで浮かれていたころ、私たち夫婦もDINKS(Double income no kids)を謳歌していた。食い倒れの街大阪を週末ごとに食べ歩き、飲み歩いた。
そんなある日、北の新地のとある割烹料理店で用意されていたお箸に目が留まった。
箸先が、とてつもなくか細く繊細なのだ。
その優美な . . . 本文を読む
ロイヤルコペンハーゲンのブルーファンが好きだった。
出会いは三ノ宮のCity of Cityという神戸らしい成金趣味じゃない上品で小粋な喫茶店。一目ぼれに近かった。
OLだった頃、洋服も買わず好きな食器を和洋問わずに少ないお給料の中から買い集めていた。そうしてひとつひとつ買い集めたものが、結婚する頃にはかなりな量になっていた。
そして阪神大震災。あっけなく、一気に、粉々に、砕け、飛び散った。
かろ . . . 本文を読む
そういうわけで、第一回の企画は終了。
やっぱり、プレゼントは面白い。
相手のことをいろいろと考えて、「うわぁ!」ってびっくりしてもらうのが大好きだ。
まぁ、こちらが勝手にびっくりしてもらえてると思い込んで贈っている訳だが。
昔、つきあっていたひとの誕生日に
♪Happy Birthday♪を電話口で弾いて驚かせたことがある。
音楽の好きなひとだったので、たいそう感激してくれた。
そういう、いたず . . . 本文を読む
さて、最後は銅メダルの方へのプレゼント。
携帯電話を持たない私だが、よくお邪魔するサイトで作られていたすてきなストラップに魅せられて、いつかは作ってみたい、と思っていた。
念願かなって、今回プレゼントにこれを作ってみようと挑戦。
ニット地なので、けっこうミシンがすべったけれど、生地のかわいさと、皮の質の良さでかなりグレードアップしたような???
これだからハギレは捨てられない。
一寸の布にも五分の . . . 本文を読む