鉄スクラップ大暴落中 LME銅も暴落 スクラップ屋最前線の日記 東内誠

ＦＲＢのバーナンキ議長はNYで講演し 今後の金融政策運営について「あらゆる政策手段をとり続ける」と発言、追加引き下げに含みをもたせた。金融危機の実体経済への影響に関しては
「金融市場の安定は最初の一歩だが、経済の回復には時間がかかる」

やはり　この先2四半期以上は　かなりの消費減退との見方か
換金売りからダウ・ナス共に強烈な下げ　銅も大きくさげ　
先程　＄円も100円を割れた。

■原油は最高値から半値近い　銅も8400＄台の高値からは40％を超える下げとなっている。

■仮定電気銅計算値　「525円NY時間外、LME銅計算　540円」

■鉄屑も今朝から　3000円の下げ連日。
■中国のリサイクルセンター（雑品屋）も5社が倒産、夜逃げ日本の雑品屋への船一隻単位の不払いもあると　ある業界紙報道

潰れたところはM＆Aか　大手の資本のしっかりしたところは生き残るだろうとのこと。

詐欺的な船単位の売り掛け踏み倒しに注意を喚起してる
しっかり取材されてるよ
（尚、弊社不渡りや未集金は一切ありません　念の為　また倒産の噂　流される）

■弊社トーナイも下級屑　朝からKg5-10円仕切値に単価切り下げる
最下級屑（家電屑系）はもはや　売れないと考えた方が賢明。

■機械系の雑品も　鉄クズ相場が国際的に　荷余りということの自覚が必要だろう。

■機械にちっさなモーターが重量比数％程　付着し　その他ゴミや油性が付着含有すれば　国際再生物流に　その手前で除去を命じられる　と考えて戴きたい。
また　その付着したモーターでさえ　単体で　以前の単価の半値それ以上の以下と考えて戴きたい。

■鉄と銅が暴落継続中であり　アルミやステンの行き先が失われています。
★自動車メーカーが売れないから　アルミの行き先が無いんですね
★小さなアルミを溶かすメーカーも倒産など淘汰が進む　大手でさえ　この先が読めない


今　スクラップ業界は経済混乱　危機の真っ只中に居ります。
原料再生物流業界で加工をしないところは　月間の固定経費が仮に1000万円なら
この先2四半期　続けば　6000万円の資本が減少します。
大手で月間数億の所は　数億×6ヶ月　の資本が減少します。

（売り掛け　して　スクラップは　売らない　ほうが賢明で　あります。）

弊社は現在保有してる産業廃棄物中間処理業務などの許認可をフル稼働し
この先　2四半期に　必死で取り込む所存で臨みます。

廃棄物中間処理・中古品売買や
プラスチック・古紙サービス等にも売上の分散を計っていて良かったと　つくずく　今　感じる。

それでも　今期決算　最終黒字は　きついだろうと予測しておりますが
（今期5ヶ月経過H20.9月末は黒字経営です）
最小限に赤字であっても　食い止める　しか　ない　ですな。

■集荷業者さんたちの離散も　始まるかもしれないね
■集荷問屋さんも廃業・淘汰が始まるだろうね

それでも　何とか生き残って行きたいよね

今日も必死で頑張るつもり
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スクラップビジネス最前線　バタ屋トーナイ　朝の銅相場ブログでした
今日の東証もCMEのように落ちるんかねえ　巻き返して欲しいね東証も