若かりし日、韓国語の語学修行がてら、韓国に都合4回入国したことがあります…もう行きませんが。
渡航した時期は、「冬ソナ」ブームが来るちょっと前くらい。韓国語が少し喋れたおかげで、日本人が絶対来ないようなヘンな地区にチョロチョロ入り、日本人は食わないであろう、さまざまなヘンなものを飲み食いしました。今日はその思い出話です。
まずビール。ビールなんて万国共通・・・と思うでしょうが、韓国のビール(一番メジャーなのはOBというメーカーのもの)は、味といいスタイルといい、完全にアメリカンビール。小瓶に入ったものしかなく、味はバドワイザー並に薄かったですね。
次に食べ物。かの国の変な食物といえば…まず、ポンテギ。
カイコのさなぎを蒸したものですが、クソくさい匂いと茶色い虫のビジュアルに、初見の人はまず度肝を抜かれるでしょう。
私はソウルの東大門付近の市場で初コンタクトしましたが、リヤカーいっぱいに積まれた、蒸したてのポンテギを初めて見たとき、思わず後ずさりしました。
勇気を出して紙コップ1杯のポンテギを買って1個食って・・・「無理!」と諦め、付近で焼酎を飲んでいたオヤジに上げてしまいました。
次にカンケジャン。
ワタリガニを生きたまま、変なミソに漬け込んだものですね。
まったく湯掻いてないため、皿に盛られたワタリガニが、海にいるときと同じビジュアルで迫ってくる様は、なかなか強烈です。
そして味は・・・予想通り、ワタリガニの良さがまったく引き出されていない、ヘンな味でした。
湯掻いてないためカラがめちゃくちゃ固く、身離れがめちゃくちゃ悪く、ヒジョーに食いにくい!
ちなみに一緒に食べたお友達のYさんは、食後に歯が欠けていました(°д°)
その他、イイダコの足をブツ切りにしただけの変な刺身、デロンデロンに弱ったタチウオの刺身、なんだか正体がわからない肉の入った煮込みなど、カネを出してまで食いたくない・・・というものを多数食べました。
そういうものを食べた結果ですが、韓国の食のこだわりとして、「臭いものや変な味がするものは精がつく」という迷信があり、料理もそれを反映したものが多いということを感じました。
これは私の思い込みではなく、私の韓国語の師匠(在日一世)も同じことを弟子たちに言ってたんで、間違いないでしょう。師匠自身、すんごい匂いのする自家製キムチをよく食べてましたし…。
韓食に関してはいろんな見解があるでしょうが、実際に数度渡航して実食した私個人の意見としては、「日本人には合わんな」という一言で片付けてよいものでした。
もう二度と食うこともないでしょう。チャルモゴッスムニダ(←朝鮮語のごちそうさま)
今は普通に、日本のご飯が食べられ、日本の酒が飲める喜びをしみじみと噛み締めています。
渡航した時期は、「冬ソナ」ブームが来るちょっと前くらい。韓国語が少し喋れたおかげで、日本人が絶対来ないようなヘンな地区にチョロチョロ入り、日本人は食わないであろう、さまざまなヘンなものを飲み食いしました。今日はその思い出話です。
まずビール。ビールなんて万国共通・・・と思うでしょうが、韓国のビール(一番メジャーなのはOBというメーカーのもの)は、味といいスタイルといい、完全にアメリカンビール。小瓶に入ったものしかなく、味はバドワイザー並に薄かったですね。
次に食べ物。かの国の変な食物といえば…まず、ポンテギ。
カイコのさなぎを蒸したものですが、クソくさい匂いと茶色い虫のビジュアルに、初見の人はまず度肝を抜かれるでしょう。
私はソウルの東大門付近の市場で初コンタクトしましたが、リヤカーいっぱいに積まれた、蒸したてのポンテギを初めて見たとき、思わず後ずさりしました。
勇気を出して紙コップ1杯のポンテギを買って1個食って・・・「無理!」と諦め、付近で焼酎を飲んでいたオヤジに上げてしまいました。
次にカンケジャン。
ワタリガニを生きたまま、変なミソに漬け込んだものですね。
まったく湯掻いてないため、皿に盛られたワタリガニが、海にいるときと同じビジュアルで迫ってくる様は、なかなか強烈です。
そして味は・・・予想通り、ワタリガニの良さがまったく引き出されていない、ヘンな味でした。
湯掻いてないためカラがめちゃくちゃ固く、身離れがめちゃくちゃ悪く、ヒジョーに食いにくい!
ちなみに一緒に食べたお友達のYさんは、食後に歯が欠けていました(°д°)
その他、イイダコの足をブツ切りにしただけの変な刺身、デロンデロンに弱ったタチウオの刺身、なんだか正体がわからない肉の入った煮込みなど、カネを出してまで食いたくない・・・というものを多数食べました。
そういうものを食べた結果ですが、韓国の食のこだわりとして、「臭いものや変な味がするものは精がつく」という迷信があり、料理もそれを反映したものが多いということを感じました。
これは私の思い込みではなく、私の韓国語の師匠(在日一世)も同じことを弟子たちに言ってたんで、間違いないでしょう。師匠自身、すんごい匂いのする自家製キムチをよく食べてましたし…。
韓食に関してはいろんな見解があるでしょうが、実際に数度渡航して実食した私個人の意見としては、「日本人には合わんな」という一言で片付けてよいものでした。
もう二度と食うこともないでしょう。チャルモゴッスムニダ(←朝鮮語のごちそうさま)
今は普通に、日本のご飯が食べられ、日本の酒が飲める喜びをしみじみと噛み締めています。