最近、路肩にオレンジ色の花をつけたひなげしを見ることが多くなりましたね。
私が小さい時はこんなにひなげしはなかった。
このひなげしは、ナガミヒナゲシ・長実雛芥子(ケシ科)。地中海沿岸地域からの帰化植物で、1960年代に東京に根付いたらしいです。
路肩のひなげしは、花びらが白茶けて、私には寂しげに見えます。
ところが私の通勤路ぞいにある畑に、なぜかこのひなげしがた~くさん咲いていています。あえて栽培している様子です。
土が良いので、花びらの色もくっきり。
5月の風に揺れる姿が可憐 * * *
一つのけし坊主に1000から2000粒もの種子があるため、繁殖力が強く、在来の植物を駆逐してしまうらしいですが、こんな姿だとちょっと憎めません。(そうは言っても、なるべく繁殖しないようにしないといけないですが。)