時のしずく

COCCOのフォトダイアリー

山でのんびり (その2 牧野植物園に行ったよ)

2014年05月24日 03時58分30秒 | 植物
今回の旅行は、山の友人を訪ねることと、もう一つ、高知市内の五台山にある「高知県立牧野植物園」に行くことが目的でした。
この植物園は植物の分類学のレジェンド牧野富太郎博士を記念して約60年前にできた植物園です。

高知市に住んでいた四半世紀上も前に、何回か行ったことがありましたが、あれから牧野富太郎記念館ができたり、温室がリニュアールしたと聞き、いつか行ってみたいと思っていました。
やっと実現!

規模も大きく、土地の起伏を利用した園内は変化に富んでいて楽しくかったし、温室も滝や池が多くジャングルぽくって良かった。

はじめて見た「トビカズラ」はインパクトありました。中国原産ということで、とっても大振りな紫色の花房がぶら下がっていて、においも強烈!
(においは虫を呼ぶためのものなのでしょう。果物が腐ったような甘く発酵したようなにおいでした。)

とっても良かった植物園はこんな↓感じでした。   牧野富太郎記念館の建物はまた後からレポートします。





●高知の在来の植物
1マルバウツギ (ユキノシタ科)


2ナベワリ (ビャクブ科)
 葉が有毒で舐めると舌が割れるので「舐め割り」、それがなまってナベワリになったと言われる。 


3シライトソウ (ユリ科)





5コバノタツナミソウ(シソ科)


6ハマボウフウ(セリ科)


7ハマエンドウ(マメ科)


8トサノアオイ(ウマノスズクサ科)
 高知県東部のみに産する。


9トサノアオイの花



●山の上のエリア




7ムサシノキスゲ(ユリ科)






4オキナグサ(キンポウゲ科)  こんな風に牧野富太郎博士の描いた絵も添えられています。感激です。







3ムサシアブミ(サトイモ科)



1キエビネ(ラン科)
 

8トビカズラ(マメ科)









10ナンジャモンジャの木


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●下のエリア
さすが牧野植物園!
今まで行った植物園の中で、一番植物の説明が丁寧にされていました。
牧野博士の描いた図鑑の絵も飾られていて、「根っこだけ出されても、それをかじったりして、何の植物なのかあてた」(さかなクンっぽい?)という牧野博士を偲ぶことができました。




13ケマンソウ(ケシ科)


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17シャクヤク


18アザミ


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●温室の植物
温室の植物は綺麗だったり、エロティックだったり、不気味だったり・・・たくさんの温室をみましたが、展示が変化に富んでいて楽しい温室でした。



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3バナナの花














8 コブラオーキッド (メガクリニウム属)
 名前は花茎が扁平でコブラが頭をもたけているように見えることから。





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12アストロキア・ブラジリエンス(ウマノスズクサ科)


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●蘭・乱・爛
こんな風に撮って見たけど・・・。
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