時のしずく

COCCOのフォトダイアリー

今日の一花 シモバシラ(その2 冬の姿)

2014年12月27日 16時29分47秒 | 植物

「たぶん、一生見られないだろうなぁ」とあきらめていました。

それが、今朝見られたのです!

シモバシラ(シソ科)の霜柱(氷柱)!!!

 

2014年12月27日 野川公園にて


2014年12月27日 野川公園にて


2014年9月 上のシモバシラの花

【データ】

シモバシラ(霜柱、学名:Keiskea japonica)はシソ科多年草であり、枯れた茎に霜柱が出来ることで知られる。属名は植物学者の伊藤圭介にちなむ。

宿根性の多年草で、茎は断面が四角形をしており、やや木質化する。高さ40-70cmほど、先端に向けてやや水平向きに曲がる。葉は茎の節ごとに対生に出て、長さ8-20cmの楕円形、薄くて柔らかくてつやがなく、縁に軽い鋸歯がある。

花は9-10月頃に咲く。茎の先端側半分くらいの葉腋から総状花序を出す。花序の軸は真上に伸び、花はその軸に茎の先端側に偏ってつく。従って、水平になった茎から花序だけが立ち上がったおもしろい姿となる。花はほぼ真横を向いて咲く。花冠は白く、釣り鐘状で、雄蘂はそこから突き出す。

シモバシラのは冬になると枯れてしまうが、はその後長い間活動を続けるため、枯れた茎の道管に水が吸い上げられ続ける。そして、外気温が氷点下になると、道管内の水が凍って、茎から氷柱ができる。この現象は、地中の根が凍るまで続く。

 

 



2 コメント

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COCOO様 (kiyochan)
2014-12-29 08:02:47
シモバシラ、砂糖菓子か雪のように美しいですね!ちょっぴり齧ってみたい程、何だか?美味しそうに見えたりもしました。ワルナスビも素敵な器で絵になりますね!またお綺麗なお写真、見せて下さいませ。m(_ _)m。
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kiyochanありがとう (cocco)
2014-12-29 08:52:14
kiyochan、シモバシラの霜柱きれいでしょ。
夢中になって撮りました。

写真を撮るのは好きだけど、中でも、山野草の花を撮るのが一番好きなんです。

可憐な花が咲く春が待ち遠しいです(^^♪
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