時のしずく

COCCOのフォトダイアリー

今日の一花 ナルコユリ

2013年06月22日 23時16分40秒 | 植物
何だか、ずらず~らっと花をつけているのが、このナルコユリ。
神様はどうしてこんなに花を並ばせたのでしょう?
花の色は地味でも、この形で目立ってます。

稲を荒らす鳥を追い払うための鳴子に由来した名前と言うけど、本来の目的の鳴子は完全に絶滅してますよね。
今ではすっかり「よさこい鳴子踊り」や「ソーラン鳴子踊り」の道具。
「鳥追いの鳴子」って何?っていう感じでしょうね。


【データ】
ナルコユリ(鳴子百合/ユリ科・学名:Polygonatum falcatum)
多年生の草本で、茎を1本斜上させ上部はほぼ水平になり、高さ50cmほど、時に1m近くになります。花は晩春から初夏に咲き、長さ2cm前後の筒状の緑白色で、葉の腋から真下に下垂し、茎に沿ってたくさん並びます。
名前は、稲を荒らす鳥などを追い払ったり、侵入者を知るための鳴子(なるこ)に由来しています。
(鳴子は長い縄に板と竹を結びつけて沢山並べてぶら下げ、揺らすと音がするようにした道具です。)
根茎を天日干したものが生薬「黄精(おうせい)」で、強精・強壮に効能があるとされています。




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