時のしずく

COCCOのフォトダイアリー

今日の一花 ネジバナ

2013年06月26日 22時30分04秒 | 植物
このネジバナ、芝生にヒョロヒョロと咲いているのをよく見かけますが、これも私の好きな和種の蘭の一種です。
マクロで近寄って見ると、花の一つ一つがピンク色の蘭の花そのもの!

可愛いので何本か摘んで、小さな野草用の焼き物の花瓶(と自分が決めている)にさしたりします。

【データ】
ネジバナ(捩花、学名:Spiranthes sinensis var. amoena)は、ラン科ネジバナ属の小型の多年草。別名がモジズリ(綟摺)。

湿っていて日当たりの良い、背の低い草地に良く生育する。花色は通常桃色で、小さな花を多数細長い花茎に密着させるようにつけるが、その花が花茎の周りに螺旋状に並んで咲く「ねじれた花序」が和名の由来である。
「ネジレバナ」、「ネジリバナ」、「ねじり草(そう)」とも呼ばれる事もある。
学名の Spiranthes(スピランセス)は、ギリシャ語の 「speira(螺旋(らせん))+ anthos(花)」に由来する。右巻きと左巻きの両方があり、中には花序がねじれない個体や、途中でねじれ方が変わる個体もある。

ラン科ではめずらしく、芝生や土手、都市公園等の人間の生活圏に近い所で普通に見ることができる。この為、ともすれば花の綺麗な雑草として扱われ、芝刈り機で刈り取られてしまう。他方、その花の可愛らしさから、昔から愛でられ、愛好家主催の展示即売会等で、山野草として販売される事もある。

サツキや他種の山野草を植えた鉢に落ちた種子から発芽した株が非常に強健に育つにもかかわらず、ネジバナ単独で鉢植え栽培をしようとすると、栽培がかなり難しい。


コメントを投稿