時のしずく

COCCOのフォトダイアリー

フィリピンの台風被害から1ヶ月が過ぎました 

2013年12月13日 10時00分58秒 | 日記
このブログは趣味のブログなのでお気楽なことしか取り上げないつもりでしたが、最近ずーと気になっていることがあるので、ちょっと重い話題ですが、取り上げます。

気になっているのは、1ヶ月前に台風で甚大な被害を受けたフィリピンのことです。フィリピンは25年前くらいにスラムの環境改善事業の研修のために初めて行ってから、そのあとも観光などで何回か訪れました。

TVでは被害を受けてから1ヶ月も経過しているのに、今も400万人の人が避難生活を送っている様子が報道されていました。
まだ壊れた住宅などの後片付けさえも進んでいない様子でした。電気も来ていないし、学校も再開していない・・・。
経済的に苦しい国家の現実なのでしょう。TVではわかりませんでしたが、衛生状態なども気になります。こんな時一番苦しむのは弱い子供達や老人ではないでしょうか。

私が最初に行った時には、大勢のフィリピンの方から歓迎していただき、歓迎パーティでご馳走を振舞っていただいたり、実際に環境改善事業で出来たお宅にホームスティさせていただきました。
個人では絶対行けないような危険なところも、「スラムの天使」と呼ばれたシスター・アニー・アビヨンに連れていただいて学ばせていただきました。
その後帰国してから、自分でもフィリピンの女性のホームステイを受け入れたこともありますが、まだまだ、その時の恩返しはできていないと感じています。

「国境のない医師団」と「ユニセフ」のフィリピン台風被害への募金には寄付しましたが・・・。
これからもフィリピンのことを気にしていきたいと思っています。


【25年前のアルバムから・・・昔のことなのですが見てください。】
●マニラのスラム(トンド地区) 
 川沿いの環境の悪いところに仕事を求めて地方から来た人々が住んでいました。
 衛生状態が悪いため、連れて行ってくれたシスターアニーは皆に「赤ん坊の健康に気をつけるように」と声をかけていました。


●かつてマニラにあったスモーキーマウンテン(今は場所が移っていますが、同じようなゴミの山があります)



●レインボープランによる環境改善事業
 スラムに住んでいた人達が組織を作り、自助努力で団地を作りました。住宅の躯体が組織から提供され、内装は住民が自分でします。 ただで住宅が住民に提供されるのではなく、住民は毎月少額ではありますが代金を組織に支払います。
 仕事がないので、団地の一角で家畜などを飼うなどして仕事も作り出しています。この組織に日本のアジアレインボーというボランティアグループが支援をしていました。







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