tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

使えない吉野家

2012-10-18 11:53:03 | 物申す
「吉野家の最終赤字が1億2600万円」らしい。

まあ、さもありなん、と思う。

自分が牛丼屋に行く頻度は月に1回くらいだろうか。

「ああ、牛丼食べたいなあ…」と思うことはほとんどなく、
むしろ、「この時間、この場所だと牛丼屋しか開いていない」という、
「それしか選択肢がない」という消極的な理由で行くことばかり。

うちの最寄り駅そばにある吉野家もそんな存在だった。
ただ、夜遅くに駅に下り立って、さっさと帰りたいと思う中、
「注文して待たずに飯が食える」のはそれなりに重宝していた。

ところが、この吉野家が「使えない」存在となってしまった。

どういうわけか改装して「築地吉野家」という店に生まれ変わったのだ。

「築地吉野家」はメニューに牛丼しかない。
その分いくらか通常の吉野家より価格が安いらしいが、
こちらは、ただでさえ店の選択肢を奪われて仕方なく牛丼屋に入っているのに、
その上メニューの選択肢まで奪われて、たまったもんじゃないと思う。
たかだか数十円の安さと引き換えに。

栄養バランスを考えて、肉だけじゃない「牛鍋丼」を頼もうとしても、ない。
味付けがわりと好みだった「焼味豚丼」も、ない。
夏場にさかんにキャンペーンをやっていた「鰻丼」も、ない。
もちろん、他の吉野家でこれらの割引クーポンをもらったとしても、使えない。

だからこの「築地吉野家」には1度
(つまり「築地吉野家」というのがなんたるかを知ったとき)
しか入ったことがない。

単体メニューで勝負をかけるほど「牛丼」ってすごいのか?
価格を下げることがそんなにもてはやされるのか?

マスコミは「牛丼屋戦争」と言っていろいろなチェーンの競い合いを面白がるけれど、
客からすれば牛丼屋は「外食の選択肢のひとつ」に過ぎないんだけどね。

「戦争」報道に牛丼チェーン自身が過剰に煽られて道を誤っているんじゃないか、
そんな気もしてしまう。

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今朝見た夢

2012-10-18 10:57:36 | 今日の出来事
風邪の症状が悪化しており、眠りが妨げられる。

明け方見た夢。

小川の土手でおじさんが軽トラックで「こいのぼり」を売りに来ている。

軽トラのそばにはいくつもワゴンが出され、
折り畳まれた色とりどりのこいのぼりがいくつも並んでいる。

「ああ、買い換えなきゃいけないな」と思って、自分はそれを手にとって見ている。
(「買い換える」?うちには自宅にだって実家にだって、こいのぼりなんかないのに)

でも、結局買わない。

なぜ「こいのぼり」が夢に出るのか?
まったくわからない。

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