どういう風に質問を解釈するかによって回答は変わってくるな。
「無人島=生活に不自由する場所」と解釈すれば、
やはりサバイバルに必要なグッズこそが必要だ。
まず思いつくのはナイフだろうか。
道具を作ったり、食料を捌いたりするのに使う。
それを持っていること自体が護身の「お守り」のように心強く思わせてくれる、
そういう存在となるかも知れない。
それとも意外と大事なのは、替えの靴だろうか。
掃いてきた靴がボロボロになって役に立たなくなったとして、
靴に代わる物をその辺にある物で作るのは難しい気がする。
漂流映画だと、植物を編んで草履を作っちゃったりするが、
そんな草履を作れるかわからないし、履き心地だってきっと良くない。
行動範囲を狭めないためにも、
ジャングルでも岩場でもどこにでもぐんぐん入っていくのをためらわせない、
頑丈な靴があるといいかも知れない。
そうそう、「替え」で言うなら、メガネの方が大事だ。
コンタクトレンズのケアなんてできっこない場所だからメガネが欠かせないわけだけど、
たったひとつのメガネが割れてしまったら、
強度の近眼の僕は、文字通り、生きていけない。
「無人島」という言葉は、「人がいない島」ということしか意味しない。
だから“設備が整い、衣食住に不自由しない無人島”というのも、
語義上はありえなくはない。
…という屁理屈をこねるとするなら、必要なのは生活必需品ではなく、
何か「文化的」な物、有り体に言えば「暇を潰す」ための物になってくる。
それをたったひとつ選ぶのなら…やはり本だろうか。
何の本?百科事典。国語辞典。
全部繰り返し読めば、相当賢くなれるはずだ。
あるいはプルーストの「失われた時を求めて」とか。
今いる世界では退屈で放り投げてしまうような本でも、
それしかなければ、徹底的に熟読し、深い味わいを見出せるかも知れない。
最後に。この質問に対して「とんち」風に答えるのなら、
無人島に持っていくただひとつの物は、「願いが何でも叶う魔法の杖」だ。
ミもフタもない答えだが、これが最強。
「無人島=生活に不自由する場所」と解釈すれば、
やはりサバイバルに必要なグッズこそが必要だ。
まず思いつくのはナイフだろうか。
道具を作ったり、食料を捌いたりするのに使う。
それを持っていること自体が護身の「お守り」のように心強く思わせてくれる、
そういう存在となるかも知れない。
それとも意外と大事なのは、替えの靴だろうか。
掃いてきた靴がボロボロになって役に立たなくなったとして、
靴に代わる物をその辺にある物で作るのは難しい気がする。
漂流映画だと、植物を編んで草履を作っちゃったりするが、
そんな草履を作れるかわからないし、履き心地だってきっと良くない。
行動範囲を狭めないためにも、
ジャングルでも岩場でもどこにでもぐんぐん入っていくのをためらわせない、
頑丈な靴があるといいかも知れない。
そうそう、「替え」で言うなら、メガネの方が大事だ。
コンタクトレンズのケアなんてできっこない場所だからメガネが欠かせないわけだけど、
たったひとつのメガネが割れてしまったら、
強度の近眼の僕は、文字通り、生きていけない。
「無人島」という言葉は、「人がいない島」ということしか意味しない。
だから“設備が整い、衣食住に不自由しない無人島”というのも、
語義上はありえなくはない。
…という屁理屈をこねるとするなら、必要なのは生活必需品ではなく、
何か「文化的」な物、有り体に言えば「暇を潰す」ための物になってくる。
それをたったひとつ選ぶのなら…やはり本だろうか。
何の本?百科事典。国語辞典。
全部繰り返し読めば、相当賢くなれるはずだ。
あるいはプルーストの「失われた時を求めて」とか。
今いる世界では退屈で放り投げてしまうような本でも、
それしかなければ、徹底的に熟読し、深い味わいを見出せるかも知れない。
最後に。この質問に対して「とんち」風に答えるのなら、
無人島に持っていくただひとつの物は、「願いが何でも叶う魔法の杖」だ。
ミもフタもない答えだが、これが最強。