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湯ヶ島温泉ではちょうど昨晩まで「天城ほたる祭り」が開催されていて、期間の最終日なら蛍ももういないだろうと思いながら夜道を歩き川岸の会場を訪ねてみると(蛍の光を見るためにあらゆる照明が落とされ、一歩を踏み出すのも怖いくらい真っ暗になっている)、予想を上回る数の光が宙を舞い、そこかしこの茂みから発せられていて、感激した。蛍の光をじかに見るのは生まれて初めて。小さな小さな光だけどとてもしっかりとした光で、繊細で美しいと思った。真っ暗な場所だから、舞う蛍の光を追って上を見上げると、空に瞬く星の数もたくさんだった。実に得がたい経験ができた。
8:00 ホテルそばのバス停。陽射しが強い。バスを待ちながら、顔に、腕に、日焼け止めを塗る。今日も暑い1日になりそうだ。
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30分バスに揺られ、修善寺駅へ。改札前の待合ベンチで観光案内のパンフレットを見ながら、これからどこに行こうか案を練る。ここから三島まで出ている伊豆箱根鉄道駿豆線のどこかで途中下車をしたい。9:16発の電車に乗車。同じ伊豆箱根鉄道でも大雄山線では使えたパスモが、こちら駿豆線では使えない。
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座席はクロスシートで、しかも向き合いに固定されているのではなく転換が可能なタイプで、ゆったりと過ごすことができた。こういう車両を走らせている鉄道会社は素晴らしいな。
9:30 伊豆長岡で下車。歩いて「韮山反射炉」に行ってみようと思う。
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小学校が見え、プールから子どもたちの歓声が響いてくる…夏休みっぽいなあ。
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10:05 韮山反射炉。土産物店が取り囲む入口前のだだっ広いアスファルトには車が1台もなく、入場客も僕ひとり。まずは冷房の効いた屋内の展示室で汗を引かせてから、エイヤッと炎天下の屋外へ。高さ15m。完成は江戸末期の1857年。外壁を囲う鉄骨は耐震補強のため後世取り付けられたもの。
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石炭を燃やし、炎と熱を炉内のドーム上の天井に「反射」させて千数百度まで高め、鉄を溶かしたことから、「反射炉」。溶けた鉄の取り出し口の穴が見える。強い陽射しの下、作業時の灼熱を少しだけ実感する。
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ここで鋳造されていたのは大砲。ペリー来航を機に海防体制の強化に乗り出した江戸幕府の命により、蘭学に通じていた韮山代官・江川英龍がこの反射炉を築造した。できあがった大砲は東京の台場に配置されたという。
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反射炉を出て駅へと戻る道。雲に隠れながらも富士山が見える。先ほど来る時にプールの歓声が聞こえて「夏休みっぽいな…」と感じた小学校の横を通ると、なんとも美味しそうな匂いがしてくる。給食か…そうか、まだ夏休みには入っていないのだ。
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「蚕種子」という名の踏切。なんとも趣ある名前だけど、いわれはわからない。線路の向こうに伊豆長岡駅。伊豆長岡温泉はここからバスに乗る距離にあるので、このあたりに温泉街の雰囲気はない。
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10:34発の再びクロスシートの電車に乗って。稲穂の緑が眩しい田園地帯を行く。
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大場駅で上下列車の行き違い。
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10:58 三島着。町を歩こうと思う。
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11:21 白滝公園。園内のあちこちで富士山からの水が湧き出している。水量が多く滝の流れのようであったため「白滝」なのだという。木々が陰を作っていることもあり、涼しい。
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湧き水が豊かな流れをなす。桜川。
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流れにたゆたう藻。
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川沿いに文学碑が立つ。正岡子規は「三島の町に入れば小川に菜を洗ふ女のさまもややなまめきて見ゆ」「面白や どの橋からも 秋の不二」と言い、太宰治は「町中を水量たっぷりの澄んだ小川がそれこそ蜘蛛の巣のやうに縦横無尽に残る隈なく駆けめぐり、清冽の流れの底には水藻が青々と生えて居て…」と言う。
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「家々の庭先を流れ、縁の下をくぐり、台所の岸をちゃぶちゃぶ洗ひ流れて、三島の人は台所に座ったままで清潔なお洗濯が出来るのでした」(太宰)。なんとも贅沢な玄関前。
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11:35 三嶋大社。
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樹齢1200年、枝の広がりは250㎡あるという「日本一の金木犀」が。「開花時には馥郁たる芳香を放ち、風向きによっては10粁(km)に及ぶという」と。すごいな。
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本殿。玉砂利の照り返しが強烈。お参りする人もまばら。
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この暑さの中、なんともお熱いふたり。
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東海道を行く。三島宿のあったあたり。植栽が凝っている。目の高さに鉢植えがあるのがいい。
三島の町にはうなぎ屋が多い。三島自体はうなぎの産地ではないが、浜名湖などの産地から生きたまま三島に運ばれてきたうなぎは、ミネラルを多く含む富士山の湧水にさらされることで、お腹に残った餌や泥が吐き出され、余分な脂肪が落ち、臭みが消えて美味しくなるのだという。うなぎは大好きだが、旅館で朝食をしっかりとってきてしまったので、今、腹は空いていない。
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江戸時代、宿場に時を告げていたという時の鐘。楼は片足を川(源兵衛川)に突っ込んでいる。ここでちょうど正午。時の鐘ならぬ、チャイムが響き渡る。
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敷地の裏手を伊豆箱根鉄道の電車が通過する。
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三島広小路駅。踏切の道は東海道。駅前は「広小路」そのままに、ぽっかりと広場状になっていた。
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地平から改札、ホームと連続するこの佇まい、好きだなあ
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「川の上を歩けます」という看板に導かれてやってくると…確かに川の道だ!源兵衛川。
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川の道は続く。今日の三島の町歩き、陽射しはずっと強いままだが、随所にこうした涼しげな水辺が現れるので、バテることがない。なんとも美しい川だが、昔からずっとこうだったのではないようで、1960年代以降、地下水の減少、雑排水の流入、ゴミの投棄で川は相当汚れたという。看板に当時の川の写真が出ていたが、水面をどぎつい緑色のヘドロが覆い、実にひどいものだった。それが、市民らの力で1998年に甦り、今では蛍も舞う水辺環境が復活したのだという。素晴らしいね。
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水車も回る。蓮沼川。
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三島の町歩きの締めくくりと思ってやってきたら…なんと今日は休園日!楽寿園。平日の旅は観光客が少なくていいけれど、こういうこともある。
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商店街を駅に向かう。地方都市ではよく見かけるなあ。演歌専門のレコード店。
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こちらも地方都市でよく見かける。「自衛隊員募集」のポスター。
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工事現場をふと見やると、掘り返されてむき出しになった地層がなかなか独特。この辺の地盤は富士山噴火の溶岩から成るそうだが、これもそうなのだろうか。
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12:29 三島駅前に戻る。水が湧き出てたっぷりと流れている。これは天然の湧水なんだろうか?だとしたら、駅前の一等地でこのさまはすごいな。
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三島で上りの東海道線に乗ろうとしたら、沼津で信号故障があったとかで、電車がやってこない。初日の人身事故の小田急といい、今回の旅は電車の移動に横槍が入るようだ。下り電車が先に来るというので、沼津まで行って御殿場線に乗り換えて東京方面に出ようかなと思うも、今下り電車としてホームに停まっている電車が、行き先を変更して上り電車になるとのアナウンスが入り、それに乗る。
13:32 熱海駅。本当はこの先の湯河原で相模湾や真鶴半島を望む歩程2時間・標高560mの低山に登るつもりだったのだが、三島駅で変に時間を取られてしまったし、この猛烈な炎天下、低標高ゆえあまり涼しくないであろう山歩きをするのも酔狂が過ぎるかなと思い、熱海で降りることにした。
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街中に湧く温泉。名は「目の湯」だが、目に入れては駄目、と。
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熱海は坂の街、駅から急勾配を下っていって、海辺に出る。
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山じゃないなら海はどうだろう…と熱海駅に着いた時に漠然と思い、駅前の観光案内所でもらった割引券つきのパンフレットを携え、やってきた。熱海港の遊覧船。14:20出港。およそ30分のクルーズ。
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乗船するとまず階下の海中展望室に行くよう案内される。どうせ魚なんか見えないでしょと思っていたが…
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おお、結構いるじゃないか!ただし、いるのは桟橋に停泊中の時だけのようで、出発後は見えないです、とアナウンスが。
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出港!海上はやはり風が気持ちいい。
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ホテルやマンションが斜面に林立する陸地から遠ざかっていく。
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乗客がかっぱえびせんか何かの餌を投げる。それを目当てにカモメがついてくる。船のスピードは結構出ているから、「必死に喰らいついてくる」という感じ。空中で餌をキャッチすることはないが、海面に落ちて波に揉まれる餌もちゃんと見つけて取りに下りる。なかなか目がいいな。
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沖合に出る。真鶴半島が伸びている。
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周回して徐々に港に戻ってくる。ホテルやマンションのビル群があり、新幹線が山肌を横切る。町にはいたるところ温泉が湧く。ふと思う。ここが日本の首都だってよかったんじゃないか。山あり・海ありの風光明媚な場所で、日々の生活で温泉が享受できる、そういう場所が。
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サンビーチ。リュックサックを背負った僕の格好はいかにも「山から下りてきた」感じで、ビーチらしい身軽さはない。「水着女性にカメラを向ける不審者」に間違われないうちに立ち去る。前に夕方のニュースで「湘南海岸の盗撮魔」を特集していて、場違いな望遠レンズを構えていたために警察官から咎められた男が「“ビーチと肉体の自然美”を撮っている」と答えていて、なかなかうまい屁理屈をこねるじゃないかと思ったのを覚えている。もちろん共感はしないけど。パラソルに記されている「ATAMI」のロゴ、Tの字は椰子の木のようにデザインされていて、なかなかお洒落。ただ、最初は「AIAMI」と読んでしまって、「MIAMI」のダジャレ?と思ってしまったが。
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15:04 お宮の松。タクシーから降りてきたアジア系のカップルが、「貫一・お宮の像」そのままに、運転手に促されて、男が女を蹴るポーズで写真を撮っている。
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勾配のきつい階段の道を駅へ向かって登っていく。階段の途中に腹がぷっくり膨れた身重の猫がいて、僕を見つけて階段をぴょんぴょん逃げていく。…おいおい、何もちょっかい出さないから、その体で無理をしないでくれよ。ましてこの暑さの中。
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15:20 熱海駅前に戻る。間歇泉が。でもどうやら機械仕掛けみたい。
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間歇泉の隣には豆汽車が。大正時代、関東大震災で全線が崩壊するまで、2両の客車に乗客50人を乗せて、熱海・小田原間を2時間40分かけて走っていたという。今は同じ区間を東海道線が22分、新幹線が10分で走る。
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16:05 東海道線で小田原駅へ。とにかく暑い1日で、もう東京への帰途について早めに帰宅しようか、それとももうちょっと観光しようか迷ったが、東海道線の車窓から小田原城が見えて、せっかくだからあそこに行ってみようと思った。小田急の窓口で1時間後のロマンスカー「はこね36号」の切符を買った後、駅前のぺデストリアンデッキに出る。城を望む。
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お濠。
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16:19 天守閣。17時閉館なので少し急ぎ足で。
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館内には江戸時代のさまざまな物が展示されている。旅行用本立てと豆本。旅行の時にも本を持ち歩いていたのか。しかも本棚つきで。熱心だな。普段の通勤時は必ず本を持ち歩く僕も、今回の旅には本を持ってきていない。電車の移動時は窓外の景色を眺めている。
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根付。昔も今も、こういうさりげない小物が人の心をくすぐるんだよな。
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財布や道中記。携帯することを第一に考えたコンパクトな旅行ガイドはいいね。今の旅行ガイドはまるで写真集のように無駄に豪華に作られ過ぎている気がする。
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小田原提灯。折り畳むと上下の枠が組み合わされて袂や懐中に入るサイズとなるという。これまた携帯重視、旅のお供としてよく考えられた逸品。
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箱根寄木細工。展示物はこの後、槍・刀・鎧・兜などの武具が続くが、僕の興味を惹くのはこうした生活に根ざした品々だ。
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箱根関所の通行手形。
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この城の住人といえばこの人、北条早雲
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展示物も楽しいが、羽のないこの扇風機もちょっと楽しい。館内にクーラーはなく(場違いなので当たり前か)、この風がありがたい。
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天守閣の最上部へ。この方向、海沿いを走る東海道線の窓からこの城は見えた。
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小田原駅方面。駅舎はモダンな曲線の屋根をしている。
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一昨日登った箱根明神ヶ岳方面。西日が厳しい。
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急ぎ足で小田原駅に戻り、駅弁を買ってホームに下りると、電車が停まっているのに自分の乗る号車が見当たらない…と思ったら、箱根湯本からやってきて、停まっている電車の後ろに連結された。17:04発。18:18新宿着。
<旅の会計> 31458
■1日目 13855
JR 新宿~小田原 1450
伊豆箱根鉄道 小田原~大雄山 270
おにぎりと菓子パン 511
伊豆箱根バス 仁王門~道了尊 190
箱根登山鉄道 強羅~小田原 650
JR 小田原~伊東 650
ホテル 9900
ミルクティーとソフトクリーム 234
■2日目 11030
東海バス 伊東郵便局~天城高原ゴルフ場 500
東海バス 浄蓮の滝~湯ヶ島温泉口 240
ホテル 10290
■3日目 6573
東海バス 木太刀温泉~修善寺駅 730
伊豆箱根鉄道 修善寺~伊豆長岡 270
韮山反射炉 100
伊豆箱根鉄道 伊豆長岡~三島 320
ミルクティー 105
JR 三島~熱海 320
熱海遊覧船 1100
ジュース 110
JR 熱海~小田原 400
小田原城 400
小田急 小田原~新宿 運賃850 特急料金870
弁当とお茶 998