情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

寝てたんでは?!

2005-05-01 14:58:48 | 愉快な仲間たち(赤裸々な実態?)
日弁連やらNPOやらで、恐らく、多忙ぶりでは、全弁護士でもランキングかなり上位に位置する先輩は、打合せ中に寝ることがある。間違いなく寝ている。最初は、はらはらして、どうやって、依頼者に気づかれないように起こそうかと思っていたが、最近は、もう、気にせず、話を続ける。依頼者が、先輩を見ていようがかまわず話を続ける。

そうすると、不思議なことに、彼が途中で目を覚まし、さも起きていたかのように会話に入ってくる。ときには、弁護団がどうしようかねぇ…と頭を悩ましているときに、むくっと顔を上げ、新しいアイデアをずばっと提供する…。寝ていたんじゃないのか??

彼は、寝ていない、目をつむって聞いていると言い張るが、頭ががくっと下に落ちており、どう見ても、寝ている。もしかして、睡眠学習の達人?!


イタリアは筋を通しているが…

2005-05-01 06:49:19 | 有事法制関連
イラクでの米軍誤射事件について、イタリアは、それなりに、毅然とした態度をとっている。
http://www.janjan.jp/world/0504/0504286365/1.php

日本の外交官の事件は、どうだったのか?
http://wakahide.com/diplomat.html


果たして、日本政府は、国民を守ってくれるのだろうか?


DNA型情報を収集する?これでは髪も生やせない!

2005-05-01 06:39:26 | 適正手続(裁判員・可視化など)
少し古い話になるけれども警察庁がDNA型情報をデータベース化しようというのは怖い…。

http://www.kahoku.co.jp/news/2005/04/2005042701004619.htm
【漆間巌警察庁長官は27日、東京都内で行った講演の中で、容疑者のDNA型情報の取り扱いについて「有識者会議」を設置し、データベース化に向けて検討する方針を明らかにした。
 犯罪現場に残された血痕などの遺留資料を鑑定した型情報は、昨年12月からデータベースの運用が始まったが、容疑者の型情報は「個人情報」に当たるとしてデータベース化が見送られた。
 会議では立法措置の必要性などが検討される見込みだが、漆間長官は「(データベース化するために)新たな法的裏付けは必要ないと思う」との認識を示した上で「会議の結果次第でデータベース化を進めたい」と述べた。】

今、指紋が採取されているが、指紋と違ってDNA型情報は、その人をその人たらしめている究極的な情報であり、指紋のように単にそこにいたとかいなかったとかという情報以上のものを含んでいる。
しかも、DNA型情報が一致したというだけで、逮捕、起訴、有罪になるなら、警察は証拠を簡単にでっち上げることができる。現場に残っていた髪と容疑者の登録DNA型情報が一致した、なんてことは、髪が簡単に採取できるだけに、簡単にねつ造できる!!想像するだけで恐ろしい。

もはや、取調だけでなく、捜査の全過程をビデオで録画しないと安心して、髪も生やせない…。一億総清原戦略しかないか?!


共謀罪が本格的に動き始めた…

2005-05-01 06:25:30 | 共謀罪
共謀罪について、自民党が犯罪が成立する要件として「準備行為」を付加することで一気に連休明けにも可決させようという動きがあるという。

準備行為の定義の曖昧さが問題となっている。人権擁護法案の問題点を指摘するのも良いか、共謀罪についても、その問題点を検討しないと、このままでは…。

上告理由書に要旨添付要請

2005-05-01 06:17:09 | 適正手続(裁判員・可視化など)
最高裁判所に対して、高裁判決の不当を訴える上告手続において、上告理由のほかに、理由要旨と目次を添付するよう最高裁から日弁連に対して要請がなされた。

う~ん、確かに自分で上告する際、長文になれば、理由の要旨と目次くらいつけた方が読んでもらえるかなっとは思うけど、今回の依頼は、20頁(2万字)を超えるものに全てつけてほしいとのこと。しかも、要旨は、A4で1,2枚(2000字以内)とのこと。

自分で要旨を用意する場合は、50頁くらいのものに、5頁くらいつけるとか、そういうイメージなんだけど…。

A4一枚にまとめないと小泉氏には読んでもらえないらしいが、最高裁の裁判官・調査官は、それに倣ったのかぁ?!

不安…

4月30日

2005-05-01 05:55:09 | 日記(事件など中心に)
国家賠償請求事件の打合せ。妹を失った当事者の瞳は真剣で、こちらがたじたじになるくらい。新しい情報もあり、徐々に組み立てができてきた。国賠事件は、国側有利の判決がでることが多いが、これなら、思いを晴らすことができるかもしれない。夏までには提訴だ。

カルト被害者からの聴き取り。本人が傷ついているだけに、記憶喚起すら困難という人が多い…。精神的自由とカルトの問題は難しいが、被害者に直接接すると、やはり、明らかに違法な活動というものもあると思わざるを得ない。