情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

講演会「2004年度新聞協会賞受賞者が語る迫真の取材現場」

2005-05-12 08:08:25 | イベント情報(行かれた方はぜひご感想を)
2005年5月14日(土)午後1時30分開演(受付開始:午後1時)
横浜情報文化センター6階「情文ホール」(みなとみらい線日本大通り駅情文センター口直結)にて
第1部「拉致事件を風化させない」新潟日報・高橋正秀報道部長代理
第2部「“道警ぐるみの不正”を認めさせるまで」北海道新聞・高田昌幸報道本部次長
聴講無料・定員200人
申込み方法:往復はがきかメールで聴講券を申し込む。
詳細は、http://www.pressnet.or.jp/newspark/kisya_kouen_050514_b.pdf

獄中からの手紙~再度

2005-05-12 06:42:01 | 適正手続(裁判員・可視化など)
「彼」からまた手紙が届きました。


                                 As Usual
                                ○ May,2005.
Dear Sir,
   Thank you very much once again, for the envelops and stamps.
I understood you sent them since × of May. But I wasn't given until
today. Well, all the same-god bless you.

   I think you must've received my letter to you by now. And I hope
you'll understand that I've wasted two years already. But all I got was
unrighteous judgement.

   Like I said before, it'll be a waste of time to appeal to the
Supreme Court. Because, they'll found the smallest excuse of finding me
guilty. I repeat, I was fined guilty indirectly for fraud not robbery.
Which, they all knew, that it was injustice.

中略


   All I need, is a righteous judgement, which is the motto of justice.

中略
                            Thanks, With regard.
                             △

写真が伝えた戦争

2005-05-12 06:25:16 | メディア(知るための手段のあり方)
日本新聞博物館で、「戦後60年 写真が伝えた戦争 NY・デーリー・ニューズ写真コレクションから」を開催している。
とりあえず、展示写真を掲載したカタログを購入した。
改めて写真の力の偉大さを実感する。言葉では伝えられない現場の様子…。まさに百聞は一見にしかず。
特に印象深かったのを一つだけあげるとすれば、女学生が防毒マスクをつけて整然と行進する様子を写した写真…これって、「オウム」のデジャブ…。
戦前の報道統制、思想統制の実態などについて思いを馳せました。

展示会は、6月26日までのようです。http://www.pressnet.or.jp/newspark/info.html#nydailynews

5月11日

2005-05-12 06:15:16 | 日記(事件など中心に)
タクシー運転手が提訴したタクシー料金の不当値下げを可能とする通達に対する慰謝料請求事件の弁護団会議。運転手の一日をフォローした弁護士から、その体験を元にして、勤務の過酷さと営業収益が上がらぬまま一日を終えようとする際のあせり、そのときの危険性を具体的に訴えようとの提案。やはり、一日をフォローしただけあって、訴訟までしなければならない運転手の状況を実感したのだろう。これをいかに裁判官に分かってもらえるか、考えないといけない。

別の事件の弁護団会議でも、裁判官へのアピールの仕方がテーマとなった。もちろん、アピールの仕方は大切。だが、先日も最高裁の上告理由書にレジュメが必要とされたことについて書いたけれど、裁判官が忙しすぎるのが問題だ。

弁護士の数は増やしているけど、裁判官をそれに見合って増やしているとはいえない。裁判官自身も辛い…と思う。