情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

【生中継】いよいよ、日弁連などのカウンターレポートに基づく指摘~日本の問題点が全世界へ

2008-05-09 21:39:09 | 適正手続(裁判員・可視化など)
 いよいよ、国連人権理事会の新人権審査制度「UPR(普遍的定期的審査)」による日本の審査(※1)が始まった。現在は、政府側のプレゼンが行われている。

 いますぐ、http://www.un.org/webcast/unhrc/index.aspのページを開いて見てほしい。英語によるプレゼンだが、日本語の資料もhttp://www.nichibenren.or.jp/ja/kokusai/humanrights_library/upr/に少しあるので参考になる。 

 英語の勉強にもなるし、将来、国際舞台で活躍したいと考えている人には刺激にもなる。

 この政府代表はちょっと原稿を読みすぎ… 

 あ、ここに政府レポートの和文があった→http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jinken_r/pdfs/upr_sh0803.pdf

 英語バージョンはこちら→http://www.mofa.go.jp/policy/human/report0803.pdf

 …各国代表の質問が始まった

 …寝た…

 …アーカイブで見たら、日本の発言は政府側のみでした…

 …日弁連のカウンターレポートなどを参考にした各国委員の質問で政府たじたじってことだったのだと思いますが、まだ、アーカイブが見られないので、報告は後ほど…。(★なお、カンターレポートをそのまま発表する機会があったわけではないようなのでタイトルを変更しました)

 いずれにせよ、日本には、世界に類例のない代用監獄(警察署で長期間勾留できるシステム)がある、韓国・フィリピン・モンゴルなどが批准している自由人権規約・個人通報制度を批准していない、クラスター爆弾を禁止する条約の作成を目指す「オスロ宣言」に賛同していない…など明らかに人権擁護精神に乏しい国であること、その一端が顕わになった事と思う。

 日弁連代表の皆様、お疲れ様でした。





★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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