ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

今日は羽織…

2009-02-24 22:41:30 | とんぼ手帖
写真は「ただの黒地の羽織」…紋付の羽織がすぐに出なくて…。

今日はすんごく長いです。
最終「卒・入」の着物にまで話しますので…。

留袖、訪問着、付け下げ…とまぁいわゆる「礼装」について、
書いてきましたが、留袖は、今の時代では「結婚式用」の着物、
とされて、これは迷いはないと思います。
訪問着、付け下げは、昨日書きましたように、
最初は裕福な方々の「ランク下げ」着物、
それが一般的にも着られるものになって、紋はあまりつけなくなり、
実は色柄によって、幅を持たせて着られるものになった、
というお話しをしました。
ここに昭和42年の本があります。
下の写真はどちらも「訪問着」です。


    



ずいぶん雰囲気が違いますよね。添えてある文章も、
格調高いものは「結婚式など」とあり、
ちょっとかわいらしいものジミ目のものについては、
「気取らないパーティーとか同窓会、発表会など…」とあります。
真ん中の文章には「平服で」という招待状には、
訪問着でもあまりきばらない軽い感じの…とあります。

使い分けができる着物、なわけですね。
でも最近はどうかというと、着物そのものをあまり着なくなり、
着るとすれば結婚式など、格調高い着物がふさわしい場面が多い…。
だから「訪問着」を買うとなると金糸や銀糸の使われた、
豪華な感じのするものや、染柄だけであっても華やかなものを一枚…、
ということになってしまっているのですね。
そうなると「訪問着イコール結婚式用礼装」で、
売る方だってそういうものを多く並べます。
結局「訪問着は豪華絢爛」のイメージになってしまうんですね。

昨日の「紬の付け下げ」は、たしかに付け下げですから、
礼装としても通用します。ただし結婚式にはBuu~ですね。
柄はおもしろいけれど、全体的に色目もジミですから、
お友達が集まってのパーティー(誘われないけどっ!)とか、
クラス会などですが、私は一人でお出かけにも「紬の着物」感覚で
楽しんで着たいと思っています。
(パーティーに誘われないヒガミではありまへんでぇ)

というような結論を出すには、結局「知識と感覚」なわけです。
知識の方は、知らなきゃ誰かに教えてもらうか調べるか、です。
ところがこれがやっかいで、
違うことをいったり書いたりしているんですね。
教える側からして、ゴチャゴチャになってたりする…。
いや、私だって何もかも知っているわけではないのですが、
少なくとも、たくさんの事例から見てこれだろう、
と推測することくらいはできます。

例えば、今の時期になると、卒・入の着物でお悩みの方が多いと思います。
あっもうおそいか…すみませんギリギリで。

で一番困るのは「羽織」の扱いだと思います。
私個人の見解での結論としては
「黒絵羽を着るなら、下は渋め小紋、
着ないなら、色無地か江戸小紋」だと思います。
私は息子の養護学校の卒業式には、もうこれで最期、
つまり大学へも行きませんから、学校という意味では、
お祝いをすることもないと思ったので、訪問着(染)を着ました。
つまり、ケース・バイ・ケースではあると思います。
地方地域でも、またその学校そのものの雰囲気とか状況もありますし、
一概には言えませんが、入学式よりは卒業式のほうが、
重んじられる傾向ではありませんか?
ご当人も保護者も。

ではこの「入学式」の着物、ということで書いてみましょう。
上記のように「卒・入」で差をつけるかどうかは個人の好み、ですかねぇ。
まぁ感覚的にいうならば「入学」は「これからよろしくお願いします」の
親の気持ちですし、卒業は「よくがんばった、おめでとう、ありがとう」の
気持ちですから、ちとランクをあげて…というところかと思いますが。

とりあえず一番よく耳にする「黒絵羽」のお話し。
となると羽織のお話をしなきゃならないんですが、
過去にも書いていますので、箇条書きで。

☆ 元々は武士の「胴服」や「陣羽織」がルーツといわれています。
胴服は、元々は塵除けの上着ですが、武士の日常着のうちの「上着」。
戦国時代が終って、武士の礼服がいろいろに形を変えた結果、
紋付羽織袴、というのが「武士の平服」になりました。
これを裕福な商人たちがまねし始めて着ました。

☆ 元々が武家のものであり、男でもある程度の身分立場の者でないと
着られませんでしたので、男性優先、何度かお達しが出て
女性は長く羽織を自由にを着られませんでした。
身分的には例えば、大店(おおだな)の男の中で
羽織が着られるのは主人と番頭さんだけ、です。

☆ 結局、女性が気兼ねなく羽織を着られるようになったのは
明治以降なわけですが、「成り立ち」と「出自」という点で、
やはり「男性のもの、男性の礼装」ということが最優先され、
今に至るも、女性の羽織は紋付でも「準礼装」にとどまっています。

とまぁだいたいこんな感じなのですが、こにもうひとつモンダイが…。
最後にでた「紋付」です。これでみなさんややこしくなるんですね。

紋付の羽織を着ると、着物の格をあげることができる、ですね。
ここがややこしいのです。やたらなんでも上がるわけじゃありません。
振袖、訪問着、付け下げ、色無地、小紋、
まず、この中だけでも「紋」をつけるか、
その紋の数がいくつかで、いろいろ変わります。
訪問着も、本来は五つ紋がついていたもの…でしたが、
「紋」をつけると格があがる、つまり「紋がついてるばっかりに
大仰になって着られない」なんてことがあるわけで、
それで「ついてないほうが応用がきく」と、つけなくなってきたわけです。
結局、ひとはラクな方へと流れるし「あの人の訪問着は紋がついてない、
私の結婚式に失礼だ」…なんてことを言わなくなってくるわけですね。
そういう「ゆるみ」や「崩し」は、あっていいと思います。
それがただいま「崩れ中」というような、よぅわからん状態…
の着物やその組み合わせがあるから悩むわけです。

黒紋付の羽織を着ると格があがる…のですが、では訪問着には?
単純に考えてください。
元々が準礼装の位置にある訪問着は、それだけでもういいわけです。
「礼装・準礼装」の範疇にあるものについては、本来羽織は着ません。
着るときは「防寒」などの目的で「道行」や「コート」と同じ位置づけ、
したがって、羽織であっても「会場」では脱ぐべきものです。
ついでのことに、せっかくですからコートがわりであっても、
普通の羽織ではなく、色無地や黒の「紋付」がベスト、ということです。

つまり…黒紋付(絵羽も含みます)の羽織を着るなら、
下は小紋(渋めで細かい柄、落ち着いた柄などと江戸小紋)か色無地に
着るのが一番理にかなっている、ということになります。
また、黒、もしくは黒絵羽で紋のないもの、は本来準礼装でもありません、
ただの黒い羽織か黒い絵羽織、というだけです。

元々「黒紋付羽織」を着れば準礼装になる、というのは、
まず「そのままでは礼装にならない着物」があったからです。
今でもわずかに知っている方はいると思いますが、
代表的なものが「縞のお召しに黒羽織」です。
私は一度だけ、これでお通夜に行ったことがあります。
黒帯にじゅばん、お腰まで全部母親の借り着でしたが…。

江戸小紋もそうですが、紋がついていないものに、
この黒紋付を着れば、準礼装になったわけです。
だから、背中に一つ紋の入った江戸小紋なら、
そのまま帯の格と色で「慶弔」の準礼装になるのです。

それほど裕福でなかった時代に、縞のお召しが一枚あれば、
普段のお出かけにはもちろん着られたし、
それに紋付の黒い羽織を着れば、お通夜にもいけたし、
近所のお祝い事のご挨拶や、祭礼の集まりなど、
「格」をつけなければならないときに便利だったわけです。
この「黒紋付」「黒紋付絵羽」が、いつのまにか、
「黒」なら改まって見える、という部分だけ利用されて、
紋がなくても「なんとかなる」になってきたわけで、
結局元々のことは伝わらないまま、今に至るわけです。

さきほどの本に、わかりやすくかいてありました。
まず、黒紋付羽織の紹介のところには、
「入学式や卒業式に…一番無難なのは色無地。黒羽織を着るとしたら
染め抜き紋が仰々しいときは縫い紋にするとよい」
(ちなみに、染め抜き紋以外の「縫い紋」や描き紋は「格」には
関係なくなります)
写真はこんなのが…
左は実にあっさりめの訪問着、右は色無地が色が少し派手なので、
黒の一つ紋の羽織…との説明。ちなみに半かけの花柄小紋もおススメの小紋です。





そして「でなければならない」ではなく
「色無地だけでもいいが、黒羽織を着るとお母様らしい落ち着きが出る」
とあります。もしその羽織が縫い紋だったり紋なしなら
格に関係ありませんから色無地もそのままのランクです。
もうひとつ、別のページには、「慶弔の着物の例」として、
「入学式卒業式のように改まった席には『比較的小柄の小紋』がいい」
更に「少し柄大き目の小紋でも、黒い羽織を着ると、
ずっと改まった感じがします」とあります。
右の「付け下げの場合」というのは「つけさげは訪問着ほどはででないし、
いまは黒羽織が制服のようになっているので面白みがないから、
そういう時はあっさりめのこんな付けさげを…」といった説明です。


       


つまりこの本では、卒業式・入学式は最初から
「格の高い礼装」を着ていくほどのことはない、
というのを前提にしているのですね。
ここなんですよ、卒業だの入学だのを、更にややこしくしているのは…。
どの程度にとらえるか、です。それすらが、いろいろと変わってきているから、
単純に昔の着物のルールが当てはまらないのです。

洋装で考えてみると、もう少しわかりやすいのですが、
私が子供のころ、つまりこの本より少し前のことですが、
着物ならカラスの軍団…で、
洋服も、ブラックフォーマルの人がけっこういました。
靴下の色とコサージュやブローチなどで「喪」ではないことを表して。
つまりあのころ洋装では「礼装を着るべきところ」と考えていたからでしょう。
もしくは、まだまだだれしもがいろいろな服を持っている時代ではなく、
この黒いの一着あれば、なんでも使える…だったのかもしれません。
そういえば、母は洋服のスーツは薄いブルーグレーが一着だけでしたね。

だんだん時代が下がって、カラーフォーマルがでてきましたが、
今はどうですか?我が家は近くに幼稚園も学校もありますから、
時期が来ると「晴れ着」の子供さんや親御さんが通る日がありますが、
華やかに着飾るというよりは、きちんとしたかっこ、の感じが多いです。
父親も、ふつうの背広にふつうのネクタイですし。
つまり「礼装」というよりは単純に「あらたまった服装」です。
でも、学校の先生方は「ブラックフォーマル」だったり、
女性は着物に袴だったり、ですよね。
もしそれに合わせるなら、親だって全員礼装ってことになりますが、
そんな学校ってないでしょう。そこらへんなんですよ。

つまり「そういうあんまりはっきりしない形」に
できあがっているわけなんです。
その学校のある場所がどんな地方・地域かでも違うし、
私立公立の違いもあるかもしれません。
そこは親が読まなきゃならないところですね。

その次に親としての気持ちです。
もし「準」であっても、礼装っぽく装って祝ってやりたい、なら
黒羽織を着る…今の時代はまず「紋」は言われないでしょうから、
「黒ければ改まった感じ」の感覚を使って、渋めの小紋か色無地に、
黒絵羽でいいのではないでしょうか。
ちゃんと礼装の方がいいみたい、というのなら、
色無地に黒絵羽か、自分の気持ちとしてきちんとしたいなら、
それに縫い紋ひとつついていれば…というところではないでしょうか。
単純に着物で行きたい、というのであれば、渋目小紋で、
その代わり帯くらいちょっと華やかにしてあげてください。
それか江戸小紋、色無地あたり。紋がついていると仰々しいですが、
本人の気持ちでしょう。紋付なら当然羽織は必要ありませんが、
寒い時期ですからね、防寒で着ていくなら、黒羽織もいいでしょう。
本来会場では脱ぐべき立場の羽織ということになりますが、
ここは脱がないでしらばっくれる…。
羽織着てたら、紋のあるなしなんて外から見えませんから。

いかがでしょうか。
これはあくまで「羽織」ってなんだ…から始まって、
女の人の紋付黒羽織の活用の歴史を振り返って、
それを今に当てはめるなら…のお話しです。


かつてカラスの軍団と呼ばれた人たちは、あのころ
「この黒絵羽は紋がついてるから、下はこのジミな小紋でOK」だったり
「紋のついた色無地だけど、寒いし改まった感じで
紋なしの黒絵羽着て行っちゃおう」だったり、
「なんかしらんけど黒い羽織着りゃいいっておかーちゃん言ってたし」
だったり…ではなかったんでしょうかねぇ。

「知っている」ということは、だから重要だと思うのです。
知っていたらそのとおりにする、のではなく、
こういうことだから、だったらこれもアリだよね、ができるということ。
またほかの人たちの着物についても、たとえば
「一つ紋の江戸小紋だから羽織をきていないんだ」とか
「黒い羽織をイメージアップにきてるんだな」とか、わかりますよね。
私くらいの年代の人は、嫁入りに「紋のついた黒」と「紋なしの黒絵羽」を
もたされたのではありませんか?一緒に着方も教わりましたか?
私の母は「今の時代、ちーと改まったカッコせんならん…やったら、
色無地か江戸小紋に黒い紋付羽織着とったら、なんも文句いわれへん」でした。
ちなみに私の黒紋付は「縫い紋」です。
使い方を知ってさえいれば、ワードローブが広がるのです。

最後問題、卒・入の着物は、それが渋め小紋に紋なしの黒絵羽でも、
それを「あらたまったスーツ」程度に見てくれないのが、今の時代です。
着物なんて大仰な、黒い羽織なんか着ちゃって、なにきどってんの、
なんていわれちゃうんですよね。「見てください!紋はついてません!」
なんていったって、それがとーしたの?だったり…。
今の時代のモンダイは、組み合わせの前に、着物を着ること自体が、
普通じゃない、と思われてしまうことです。
私くらいになると、おおきなお世話、くやしかったら着てみれば、
なーんて、おなかの中で思っちゃいますけどね。
ここまで図太くなるには…もまれるのですよっ、荒波にっ!
がんばれ着物ビト!























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19 コメント

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Unknown (陽花)
2009-02-24 23:29:36
今年は孫が卒園で、私立なので卒園は
袴姿だそうです。
子供たちが袴姿なので、最初は着物でと
言っていた娘。わたしが色無地に袋帯で
いいのではと言っていたのですが、昨年の
卒園式を見ていると、着物姿のお母様は
華やかな訪問着の方が多かったと言っていました。いろんな事を知っていたらいいけれど、
分からないと何でも右に習えになってしまいますね~。
黒紋付の羽織は、私も母にこうすれば・・・失礼にならないと聞きました。
返信する
Unknown (やのめ)
2009-02-25 00:18:43
先日は、言葉足らずですみませんでした。写真の留袖は模様も少ないですし、今の感覚では、かえって留袖には見えないかもしれませんね。それと、紋を消すのは難しいですが、上に大きめのしゃれ紋を縫いで入れると言うのはどうでしょうか?お金も時間もかかりそうですが。
わたしの小中学校の入卒式にも、お母さんたちの大半は黒絵羽織だったと思います。先日、母のたんすから、その黒絵羽と紋付の黒無地羽織をもらってきたのですが、丈が短い、返しも少ない、ついでに裄も出そうになく、困った物件になってしまいました。
葬儀に参列するにも、黒一色の中で色喪服は目立つし、黒の紋付羽織があると便利だろうと思うのですが、今作るとなると、色無地用の着尺を染めてもらうしかないですね。
卒業式といえば、女性の先生方が全員袴姿だったのも良く憶えています。きものは無地で。
つい先日には、卒業式に袴をあわせて着るので振袖を短く、という依頼がありまして、てっきりご自身の卒業かと思いましたら、先生をなさっておいでとのこと。いまどきは先生もこんな華やかなきものなのねえ、と、びっくりしました。
返信する
卒入学式の着物 (ゆきんこ)
2009-02-25 00:43:19
私もこの春、娘の卒入を控え、何を着ていこうか頭を悩ませています。もちろん着物ですが。

洋装の場合だと、卒業はブラックフォーマル。入学式はカラースーツというのが定番のようです。
着物はというと、数人しか見かけませんが、訪問着がほとんどです。

格の高さと言うよりも、見た目の華やかさの方が、喜ばれるようです。
紋付きの色無地も、着物を知らない人から見れば、華やかさに欠ける着物のようです。

フォーマルといえば訪問着。これが一般的なイメージのようです。
返信する
すごくタイムリー! (えみこ)
2009-02-25 08:08:27
悩んでいたんです^^;ものすごく。
格とかもそうですが、どう着れば良いの?とどれを選べば良いの?でどれを合わせれば良いの?と。
ワードローブにかぎりがあるし、いつとんぼさんに相談しようかと(^^;)ありがとうございます。
返信する
Unknown (ゆん)
2009-02-25 08:50:23
おはようございます。
 うちは田舎なので、入学式は9割の母親がど派手な訪問着です(義妹が色留で来たのは驚いた)。で、なぜか、卒園卒業はグレーの軽スーツ。
 村の掟(?)を知らずに、卒園は、黒絵羽に一つ紋無地、入学は、明るい一つ紋無地に袋帯で出た私は、「若いのに…」と、「保護者の親」から眉をひそめられておりました
 (他県出身の)姑にも、実家の親にも「大人しくて、お母さんらしくていいわ。」と言って貰っていたので、気持ちよく子供の姿を見ていられました。
 よそのお子さん達は、華やかな色のワンピースが主流。娘は紺のワンピースに、千鳥格子のリボンのボレロのお対でした。
 「大切な時=改まって」なのか、「節目=華やかに」なのかは、今では個人の感覚なんでしょうか。私は、自分の子供の頃に見たもの、親に教えられたことをお手本にしているので、「今」とはズレテいるのかも。

 そういえば、式の後、「濃紺地の飛び柄小紋」の着付けの資格者の方が、「紺地に茶や辻の総柄小紋」のお母さんを「あんなもの着て非常識」と言っていました。どちらの方もキンキンの袋帯でした。
 何が常識なのかは、私にはわかりません。とほほ勉強します…。
返信する
Unknown (ゆん)
2009-02-25 08:53:34
連投すみません。

某携帯電話のコマーシャルで、女学生さんが「制服」で披露宴に出席しておられるのをとてもうれしく観ています。
 某ネットの相談室で、「制服で出るのは今では失礼にあたる」と書かれているのを見て、悲しくなったことがあります。
返信する
黒の紋付羽織・・・。 (もなか)
2009-02-25 10:59:26
あるんですよね・・・箪笥の中に^^
実家に置きっぱなしだった着物を持って来るときに広げて
これはどういう生地で紋の刺繍はどうで・・と説明する母に
私「これ・・・いつ着んの?」
母「・・・・・」ってな事がありました^^
子供がいないので入卒がないんですよね
母も入卒式しか頭になかったようで^^
一生着ることはないか・・・と思ってましたが
とんぼさんの記事で「あ、そうか仏事か」
では早速、来週の法事に・・・・。

返信する
Unknown (とんぼ)
2009-02-25 17:03:35
陽花様
それはそれでまた別の意味でたいへんですね。
今の時代、着物についてはどうしても
右へ倣えが当たり前になってしまうのでしょうね。
私は華やかなの好きだしー、見てるだけで
いいなぁなんて気楽ですが…。
返信する
Unknown (とんぼ)
2009-02-25 17:17:03
やのめ様
とんでもありません。私の方こそ言葉足らずで
すみませんでした。
縫い紋、私も考えたんですけど、
高いでしょうねぇ…自分でなんとかならないか
なんて、とんでもなくアブナイこと
考えてたりします。
黒絵羽、そうなんですよ丈が気に入りません。
私の大先輩のあるかたは、袖とマチをとって
袖なし羽織にしちゃいました。
洋服の上に着てますって。
紋はなんだかアップリケみたいなこと、
したみたいですよ。今はアイロンでつくのが
あるのねーって…。
それはそれでまた勇気がいりますー。

最近は、女性の先生は卒業・入学に
袴をよく穿かれるようですね。
どっちが生徒だかわからないような先生も
いらっしゃってほほえましいです。
息子の通った学校では、若い先生が緑、
私くらいの先生が紺でしたか、なんかとても
ステキでした。
返信する
やはり・・・ (りら)
2009-02-25 17:22:08
面倒なのは、人様の目ってことでしょうか?

あー、私は楽で良かったー。
返信する

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