年末というと即年賀状。今年は何枚刷ればいいのかな、と数えながら、
郵便局へ葉書を買いに出かけます。 歳を重ねるごとに趣味を整理したりして、
お付き合いの範囲は狭くなります。準備する年賀状の数も減ります。
お天気もいいので、いつもの森までお散歩をほぼ一時間。畑の畔の
霜柱を≪1.7センチかな・・・≫などと目測しながら、冷たい冬枯れを楽しみます。
森のなかの湿った枯れ葉の香りは 得もいえぬ深い深い神秘の世界に誘う香りです。
思いきり冬枯れの森の枯れ葉の匂いを吸い込んだせいか、機嫌よ
くく年賀状づくりの続きを始めました。・・・午後2時、ようやく表書きの
最後の3枚を無事プリントし終えました。筆ぐるめに振り回されながら・・・。
実はこのパソコンと、印刷機を、つい一週間前に取り替えたばかりで、
使い勝手に慣れていなくて、頭はへとへと。仕方のないことです・・・・
穏やかさを取り戻すために、小さなお友達リモコンの操作事始めです。
初めてリモコンを操作して CDを聞くことにしました。まずラックから取り
出したのは、アンディ・ウイリアムズのムードヴォーカル。・・・酒とバラの
日々・・・この歌、大好き ! 瞬くうちに、音にひきずり込まれてしまう。
スピーカーもいいね。
音楽って麻薬のようなもの。気晴らしに聴きだしたはずのCDが、
歌の世界にのめり込んでしまった。もう、年賀状作りなどどうでもいいわ、
そもそも年明けのご挨拶を年内にするなんておかしな話、礼儀? 習慣?
因習? 屁理屈は心をよぎる。そうよ、この作業、徹夜ですればいい、
そう心に言い聞かせて、延々と音に浸り続けている私の、
ただいま独りの 夜のカフェタイム。