~そのまんまで いいよ & ゆっくりしいや~

だありんはNOW回復中!の若年性アルツハイマー病。失行 失認識 失語からの復活どこまで行けるかやってみなけりゃわからない

いろいろありすぎないちにち

2016年08月21日 | 若年性アルツハイマー病
おんがくは くうきのなかにきえていく
わたしたちは どこへいくんだろう

おだやかな寝息をたてて
だありんがねむってる
よかった
そんなに痛まないんだ

かわりかけの信号みたら
とりあえず突進するだありん
歩道の段差に足をとられてころんだ
びた~ん!!
横断歩道にべったりとたおれこんだ

その姿をみてはっとした
そうか
もう あぶないんだ

手先 指先がおもうように使えない
のに
足元は問題なしなんてありえないこと
気づいてなかった
そして
ころぶ一瞬に手をつくことができないんだ

とはいえ
横断歩道のまんなかでねそべってるわけにはいかず
助け起こして
どこ打ったの?どこ痛い?
って
肩をさすったら 鎖骨が上向きにとびだしてることに気づいた
骨折!?
たかがころんだだけで!?
頭の中でなんだかいろんなことがぐるぐるまわる

まず 家に帰る?
土曜日の夕方 病院ってあいてないよね?
救急の外科?
バス停はあっちだ
ちゃう
こんなときはタクシーだろ!?
病院に電話?
してるまに到着するだろ?
ぽっきり折れた鎖骨 どうするの?
つなぐんなら手術でプレートいれたりするしか・・・

なんで・・
なんで・・オレだけこんな・・

痛みよりもがっくり
それもわかるけど
病院の玄関前でタクシー降りたら
そのまま道にぺったり座り込みってばどうよ?
もうっ!
いやん・・・

動かないだありんをほっといて受付にとびこんだらば
「今日の当直は外科のせんせいじゃないんです」とおねえさん
でも ほらあそこにあんな様子で・・なんとかしてよ!!
って ムジカがんばった
やっとこ 受付のおねえさん 外科の先生に電話してくれて
大学病院の救急に行くことになった
歩けば5分の距離だけど
どうにもこうにも動く気ないのよ だありん
タクシーの運転手さんと
抱えあげて乗っけて
またまた救急受付で押し問答

「ここではそういうのみないんですよ」

えー!!?ここに行きなさいっていわれたんですよー??
いろんな科でお世話になってるし

「外科は?」

外科はかかってないですけどお・・・


なんとか診てもらえることになって
手術?
入院?
とにかく今日は深夜まで帰れそうにないか
と 覚悟決めたんだけど
レントゲン
固定具装着
5日後に経過観察の予約

小一時間でおわった
鎖骨って それで治るんだあ 知らなかったよお

さんざん痛い、痛いって言ってたけど
案外 ふつうにぐっすり眠ってる
よかったよかった
でも
こわがってあれこれ生活活動
やらなくなったら
一気に機能低下しやしないだろうか?

そういった段階がしのびよってたことに気づいてなかった

今日は
午前中それぞれに課題をこなして
午後は めいっぱい
ふたりでバスを乗り継いであちこち行って
コンサートきいたり
お買い物したりして
すっごくうまく動けてるんるんだったのにね
こんな日は だありんの病気のことなんて
すっかりわすれてるなあ
って思ってたんだよね

現実わすれちゃダメってことなんかな

いろんなことがあったいちにち
なんとか終われたけれど
ほんとにね
明日はどうなるんだろうね

新しい事態の到来は新しいチャレンジがはじまることなんだよな

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