なんとなく みちたりたきぶん

おんがくは くうきのなかにきえていく
わたしたちは どこへいくんだろう


きのう
おばあちゃんの「生活支援会議」に
だありんといっしょに出席した

３月末からの 救急搬送にはじまって
手術があったり リハビリ転院したり 退院したり
いやおうなく ひきずりだして手伝ってもらってるから
まあまあ抵抗なくついてくる
おばあちゃんが絡んだら
とにかくとにかく逃げ回っていたのに
えらい進歩だ

てか

「おかあさん」に完璧な「ボク」を見せたくて みせらんない
そんな恐怖がとけてきたのかもね
お仕事やめてからの
おだやかな日々
こころが楽になってるかんじ
すごくわかる


おばあちゃんのデイサービスプランは
まあまあOK
好奇心旺盛なおちゃめさん
社交家さんだから
あたらしい デイにわくわくしてるんだから
それだけでじゅうぶんだと思う


お話ついでに
おばあちゃんの包括支援センターの担当さん
YOROZU×YOROZU の活動を応援しますよって
「やったぜ！ばんざい！！おしごとだ！」
って話のなかでのだありんの発言
あんまりにも意外でびっくりだ

「わたしが人前に出ていく気になったのは家族のおかげです
　同じ病気でとまどっているひとに対してつたえたいことがある」

なんだと～！！

オレのどこが病気やねん！って
怒り狂ってたつい１ヶ月前
う～ん
ゆっくりな日々の
おだやかな日々の効果かい？


いまだって
病気はこわいね
進行も不安だね
でも まだもう少し時間がある
伝えていこうね
生きてるって すばらしい

だありんとムジカのYOROZU×YOROZU

やるしかないな

おんがくは くうきのなかにきえていく
わたしたちは どこへいくんだろう

なかば むりやりやることにしちゃった
だありん と ムジカ のYOROZU×YOROZU
あちこち　お声がけしてもらえるようになったけど

どうなるのかな

だありんは いつまで どのくらい演奏できるんだろう
やっぱり 無理してくれてるかなって
思わなくもない

みなさんが聴きたいっておもってるのはどんなもの？
みなさんのお役にたてるのはどんなこと？
やってみるなかで
その場でうまれる関係で
みつかっていくかな と思う
それでいい
いいとおもうけど

変化していく だありん の具合にあわせながら
プログラム 組む
交渉 する
そして お稽古して本番
たいへんだあ やれたもんじゃないよ
と
思っていたら
パソコンがなんか変になった

もう やだ！
苦手なんだよ！

でもね ムジカがやるしかない
やるしかないから ２年かけて勉強したんだよ
まず 立ち上げるとこから
ほんとに さわったことさえなかったもんね
さわる必要もなかった

だありんが できなくなってからさわってないデータ
また さわれるときまでっておいたままだったデータ
ちゃんと保護しとかなきゃあって
ヨタヨタと作業はじめたんだ

さわらないことにしてただありんのフォルダから
１５年分くらいの作業の記録が
途絶えたままのプロジェクトが
でてくる でてくる

そうだね
あつくあつく語ってた
あつすぎだ って
笑いながら聞き流してたっけ

この続きはだれがやるの？
だありん あなたがやらなきゃだれもやんない！
だれにもできない！！

痛いなあ
あのころのだありんの姿もいっしょに保存されてる
こまったなあ
やっぱりやるしかないじゃない
想いのたけは姿ににじみ出る
やったらやっただけ伝わる
わたしたちが 今 ここにいるのは
たくさんの時間を無事にすごしてきたから

いつだって
そのまんまでよかったんだ
これからも いつだって
そのまんまでいいよ

５がつ ２２にち にちようび

おんがくは くうきのなかにきえていく
わたしたちは どこへいくんだろう

急に気温があがってまるで真夏

昨日はいちにち外出
生徒ちゃんの演奏を聴いて
そのあと お友達に会って
バラ園をおさんぽ

暑さのせいかな・・・
お花を見て
わ～きれ～！！！
って思う感度がやっぱり落ちてるかも
まあ しかたないかな

バラ園のなかで
まるでバラの香るような
すてきな歌詞とメロディーをたくされた
しばらく育ててみよう
ゆらめき、さざめく歌に成長するかもしれない


おうちに帰ったら
ピアノ弾いて オーボエのリードつくって
ゆっくり休日しててくれた だありん
おだやかな日常を満喫した～って表情に
ああ、よかったっておもう

できるだけたくさん
こんな日がありますように

音楽やさんでよかったかもしれないとおもうこと

おんがくは くうきのなかにきえていく
わたしたちはどこへいくんだろう


人生つかの間
Passing away とはよく言ったもの
すべての時間は通り過ぎるのみ
生きてる意味ってあるのかな？


音楽やさんなんてやってると
なおのこと
音楽なんて食べられないし
どんなに一生懸命演奏しても
ぜーんぶ 消えてしまうから
造形のアーティストさんたちの活動みてたら
ちょっと くやしい

みなさんに楽しんでいただく
お仕事の演奏は
聴いてくださった人にとどくけれど
レッスン室の中の修行（？）
バッハくんと
ヴォルフィと
ふれでえと
その他 たくさん
真正面から対峙して
心の底から叫んでも
その時間 その音
だれにもとどかない
おうちのレッスン室 しっかり防音だから
家族だって なにやってるんだかわかんない
その時間こそが
一番自分らしいんだって
言ったところで 思ったところで
なんてむなしいんだろう

だありんは聴いてくれないし
子供たちは無関心


とかなんとかおもってたけど
誘われて
その気になって
やりたい放題のライヴやっちゃった

だありん うれしそうに聴いてくれた
おともだちが いっぱい聴いてくれた
曲が 音楽が っていうより
おバカに めいっぱいやってるムジカの姿が見てもらえて
うれしかった


ちょと前から
Youtubeにその日の気分で曲をアップすることにしてる
いい演奏できたからとか
渾身の記録とかじゃない
思いついたもの
やってみようっておもったもの
ほんとに ありのままの その日のムジカ
自分だけのためでいいやって
ムジカの音に無関心な家族だけど
会えなくなってからでもみてくれるかもね
って
どんどこアップしてて
あれ？って気づいた
あちこちのサイトで共有してくれてる

そうなんだ
見てくれてるんだ

すごくびっくりした
とくべつ すご～い なんてことぜんぜんないのに
まったく ありのままなのに
こんなの たのしいよねってだけなのに
視聴が４桁になる曲なんかあったりして


生きてるって 出会った人に親しい人に
一緒にすごした時間の印象をのこしていくことしかできないよね
ムジカのこころをそそぎこんでる音楽
音楽に一生懸命なムジカ
だれにも伝わってないとおもってた一生懸命が
意外なところで伝わってた

あれ？

ってカンジ

そのまんまでいいよって
言ってもらえたみたい
そんなもんか
正直でいることがいちばん！


もうすぐMUSICA YOROZU
Youtubeチャンネルの視聴回数が１００００回になるよ

あさ

おんがくは くうきのなかにきえていく
わたしたちは どこへいくんだろう

早起きは三文のおトク
朝日さんが早起きだから
おへやに光が差し込む時刻がはやくなった
朝の光で目覚めて
だありんといっしょに 庭の木の枝をはらった
えっさえっさと袋につめて
ほっとひといき
コーヒーがおいしい！


長い間 緊張で
朝 暗いうちに目が覚めてた だありん
お仕事の準備をして
始発バスで出勤


だから いま
朝起きて まだ だありんが寝息をたててると
ほっとする
ああ よかった
おふとんから出ないで
だありんの顔みてたら「ん？」てお目覚め
そんな 一日のスタート

今日の予定はなんだっけ？
って書き出して確認！
やっぱ 忙しくて一日中駆け回ることになるんだけどね
今日もいちにち よろしく

おひさしぶりのブログです

おんがくは くうきのなかにきえていく
わたしたちは どこへいくんだろう


あたたかな５月

今年は桜にテンションアップした記憶がない
この冬 あまりの激動に
こころくたくた？
桜の季節に 青空の日がすくなかったのもあるけれど
目にはいる風景に ぜんぜん感動しない自分に驚いてた

今は一雨ごとにたくましくなっていく
もりもり みどりに感動のまいにち
うん うん ムジカ復活！

まい だありん
ストレスいっぱいのおつとめをやめて
まいにちおうちにいてくれるようになって
もうすぐ２ヶ月
ゆっくり おだやかな日々が
とうとう 実現した

いっしょに演奏
何回できるかな


末っ子ちゃんが 大学生になって家をでたから
もう 「ぱぱ」って呼ぶのはやめた

だありん！

なんどもなんども呼びかけるよ

なのに
「まま」ってよぶのは ちょいヤバない？

昨日
朝からコピー機と格闘してるなあと思ったら
１０ページの楽譜に製本して
「ほい ぷれぜんと いつかやろうぜ」
もうっ！
いつか じゃなくて いますぐやろう・・・ってかなり難しい曲だあぁ
これじゃいますぐはムリだ
難しくって泣けてくる


ゆっくり ゆっくりはじめるかあ
情熱の国スペインだな



ソプラノとピアノのための「愛の詩」（マルタ・カザルスに捧ぐ）
　　　　　　　詩/トマス・ブランコ　曲/パブロ・カザルス

海の波に
わが愛を見よ
たゆみない心の深い愛・・・
愛は遠い日の思い出ゆえに


静かな夜ふけに
わが愛を見よ
夢見る心の高い愛・・・
愛はあしたの約束ゆえに


ひらく花のいろに
わが愛を見よ
みちたりた心のおだやかな愛・・・
みちたりた心のおだやかな愛・・・


愛は春風の香りゆえに
わが愛を、わが愛を永遠の彼方まで・・・
わが愛をここでいま・・・
受けよ、受けよ、受けよ



だありん ありがとう