ひかりとしずく(虹の伝言)

勉強会や講演会、上映会のレポートなど主に載せています。

~夢に見る循環型社会~つづき

2013-10-02 | ともこレポーターによる記事
“つながるあきた地宝づくりプロジェクト”でも第一回目ワークショップを8月末に秋田市上新城の農家民宿“重松の家”で行いました。スタッフとして関わり、お子さん連れの方が結構いらっしゃっていたのに色々配慮できず、私は自分も話を聞きたくて会場の方にばかりいたり他のスタッフや、せっかく参加していただいたのに厭きてきた自分のお子さんの世話にかかりっきりで会場になかなかいらっしゃれていないお母さんなどおられたようで反省しています。その辺を今後どうするか、改善点が盛り沢山です。下記内容です。

『未来の食のあたりまえ』

〔第一部〕「生産と測定の現場から見えてくるもの~まだまだいけるよ秋田の食べ物~」
午前中は311以降、秋田県能代で市民測定所「すくすく測定室」をされている齋藤範子さん、秋田中央にお住まいで食品の測定結果をブログで発信されている「ベグレデネガ」の斉藤さん、有機農法農家「ファームガーデン黄昏」の菊地晃生さんの三人に食品のじっさい測定したデータの資料を見ながら座談会風にお話いただき、測定に関わった動機や生産者から見た秋田の状況、身近な食材の汚染状況も教えて頂きました。

∵測定方法について。データの見方。数値だけでなく、グラフにして判定。

∵秋田沖の真だらから8ベクレル代の数値が出ている。

∵日本の土にはカリウムがあるので、セシウムを吸収しなかった。中島紀一さんという方が『福島の奇跡』とい著書で福島県の農地について調べて書かれている。

∵秋田県内の食材については山菜や川魚を除けば希望の持てる状況である。

∵県内各地で市民検査体制が出来つつある。

∵測定値の見方の勉強になった。(数値だけ見ず、グラフや、他のものの影響も考えて見る。)

∵大豆については少し高い数値が出ている。(根粒菌の影響か?)


〔第二部〕「あきたをつなげる地の宝」

午後はワールドカフェでした。OST(オープンスペーステクノロジー)という方式で、参加者全員が関心のある事項をかき出し、同じ項目同士でグループになり皆の意見を拾い上げて理想に近づくための具体策を出すというグループワーク行ないました。
出てきたキーワードは“自然との共生(人も自然の一部)”“自然農” “つながり(自然、人)を大切にする”“こども”“予防接種について”“消費を変える→買う~作る/地元の生産者から購入”“玄米菜食”“持続可能な社会”などなど。
一人一人ができる事は小さな事かもしれませんが、「出来る事から始めよう、自然を大切に、感謝して生きたい。」と共感できる人々と出会えてさらにそう思えました。
 
人間だけがこの地球に住んでいるわけじゃぁない。人間の勝手で無関係の野鳥や野生動物たちには放射能を浴びせてしまったのです。慎ましく生きられない私たち人間は傲慢です。
塵に還るものだけで良かったではないですか。

ありがとう。ごめんなさい。許してください。愛しています。

麻製品の普及が待ち遠しいですね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ~夢に見る循環型社会~ | トップ | 秋田での田中優さんのトーク... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ともこレポーターによる記事」カテゴリの最新記事