子どもたちの未来をつくるエネルギー
~電気も自給自足できるってホント?~
田中優さんは311以前からずっと世界の貧富の差ができる仕組みや戦争が起こる理由、必要の無い危険な原発に日本が依存していることなどを私たちに投げかけてくれていました。社会のあり方も都市集中型から地方での自給自足的生活や地産地消、地域内流通など地方を活性化するアイデアを綴った『地宝論』という本で紹介してくれていました。私たちのチーム名の“地宝”も彼のその書籍名の素敵な地方と地の宝の意味をかけたものからいただいています。(承諾済み)
優さんは311以降、福島県内の住人に避難など積極的に呼びかけていました。沢山の講演会などの動画がYOUTUBEにアップされ、彼のホームページ、メルマガにもあります。ご覧ください。
<講演会内容>
Ⅰ 日本は今また原発を再稼動しようとしている。何故そんなに原発が好きなの?
なぜムダな設備を造るのか? → 利益を最大にして電力会社が潤う仕組み(一兆円かけると、電力会社は300億円儲かる(総括原価方式))があるから。架空の利益とムダなエネルギー消費を促してきた。天然ガスのコンバイント発電なら1000億円でできる。
電力会社は原発が高コストであることを隠してオール電化を進めてきた。一度稼働したら止められない原発のためには安定した需要量が必要となり、オール電化は一番電気を使ってくれるからである。昼間の電気供給と夜間の電気の供給を変えられない。
オール電化はエネルギー消費が大きいので二酸化炭素の排出量も自ずと大きいということになる。お金も全く経済的ではない。九州電力は得すると宣伝して公正取引委員会に注意を受けている。エコキュートだけは環境に良いがその他は最悪で、IH調理器具は電磁波も出るので使わないに限る。女性の腹部に浴びており、胎児には本当に悪影響である。よく平らなIH調理器具の上にガスレンジを乗せて使えばいいと提案している。
原子力の発電単価が安いというウソ。電力会社が作った表を政府が公式に発表しているが有価証券報告書からの計算では原子力が最も高い。(詳しくは参考書籍、立命館大学の大島堅一先生の著書『原発のコスト』岩波新書にある。)
原発は一年中同じ出力で電気を造っている。(弱火にした後強火にする時にポーンと跳ね上がってメルトスルーすると危険な為)→夜間の余った電力で用水発電ダムというのを使っている。下のダムから水を上に上げ10の電力を使用、そして昼間に上のダムから下へ落として7の電力を発生させると3割電気が減少する。(捨て電所)日本の電気料金を上げているのは原子力。
自然エネルギーへの税金出費のあるドイツより日本は電気力金が高く、税金は倍ほどある。(戦時下の日本大本営発表の情報操作と同じである。)日本の電気は発電した時点でお金がかかってくる。福島の原発事故のために今後2倍3倍となるだろう。
Ⅱ 日本の電気はいったい誰が一番使っているのか?
特別高圧という直接電線が入っているところ(事業所)が一番使っている。皆さんのライフスタイルのせいではない。原発を止めても江戸時代に戻す必要は全くない。昨今の日本では節電を家庭に推進しているが、日本人は結構節約した生活をしている。
オフィス(事業所)での節電をもっとやるべき。例)日本のビルの蛍光灯は後ろ側が白いが、反射板で銀色にした方が光の拡散は大きく明るくなる。
工場廃熱利用をすると効率的だ。工場廃熱は7割が200℃以上あり、マイナリー発電で70℃からOK。今はもっとダビンチというところでは50℃でOKのものがある。今の日本に使うといいものは自然エネルギーよりも断然リサイクルエネルギー。技術を拡めて、補助金を出すなど、もっと促進するべき。
エアコンは天然ガスのガスヒートポンプなら1/10~1/20に抑えられる。
ヤマダ電機での灯レンタルという仕組みがあり、レンタル料金を5~10年かけて払いきり(LEDの寿命は25年)その後はただ!というもの。(従来21%の経費が1/2の10%となる)
九州電力は消費の多いピーク時間帯に料金をUPした。すると、16%消費が下がった。(大体ピーク時間は一年中のたった5時間だった。(中国電力で調べたところ)
最大の発電は「節電」!使えば使うほど電気料金が嵩むシステムにすればいい。今、家庭用の電気料金ではそう計算されるのに、業務用電気料金は使えば使うほど安くなるシステムである。
つづく
~電気も自給自足できるってホント?~
田中優さんは311以前からずっと世界の貧富の差ができる仕組みや戦争が起こる理由、必要の無い危険な原発に日本が依存していることなどを私たちに投げかけてくれていました。社会のあり方も都市集中型から地方での自給自足的生活や地産地消、地域内流通など地方を活性化するアイデアを綴った『地宝論』という本で紹介してくれていました。私たちのチーム名の“地宝”も彼のその書籍名の素敵な地方と地の宝の意味をかけたものからいただいています。(承諾済み)
優さんは311以降、福島県内の住人に避難など積極的に呼びかけていました。沢山の講演会などの動画がYOUTUBEにアップされ、彼のホームページ、メルマガにもあります。ご覧ください。
<講演会内容>
Ⅰ 日本は今また原発を再稼動しようとしている。何故そんなに原発が好きなの?
なぜムダな設備を造るのか? → 利益を最大にして電力会社が潤う仕組み(一兆円かけると、電力会社は300億円儲かる(総括原価方式))があるから。架空の利益とムダなエネルギー消費を促してきた。天然ガスのコンバイント発電なら1000億円でできる。
電力会社は原発が高コストであることを隠してオール電化を進めてきた。一度稼働したら止められない原発のためには安定した需要量が必要となり、オール電化は一番電気を使ってくれるからである。昼間の電気供給と夜間の電気の供給を変えられない。
オール電化はエネルギー消費が大きいので二酸化炭素の排出量も自ずと大きいということになる。お金も全く経済的ではない。九州電力は得すると宣伝して公正取引委員会に注意を受けている。エコキュートだけは環境に良いがその他は最悪で、IH調理器具は電磁波も出るので使わないに限る。女性の腹部に浴びており、胎児には本当に悪影響である。よく平らなIH調理器具の上にガスレンジを乗せて使えばいいと提案している。
原子力の発電単価が安いというウソ。電力会社が作った表を政府が公式に発表しているが有価証券報告書からの計算では原子力が最も高い。(詳しくは参考書籍、立命館大学の大島堅一先生の著書『原発のコスト』岩波新書にある。)
原発は一年中同じ出力で電気を造っている。(弱火にした後強火にする時にポーンと跳ね上がってメルトスルーすると危険な為)→夜間の余った電力で用水発電ダムというのを使っている。下のダムから水を上に上げ10の電力を使用、そして昼間に上のダムから下へ落として7の電力を発生させると3割電気が減少する。(捨て電所)日本の電気料金を上げているのは原子力。
自然エネルギーへの税金出費のあるドイツより日本は電気力金が高く、税金は倍ほどある。(戦時下の日本大本営発表の情報操作と同じである。)日本の電気は発電した時点でお金がかかってくる。福島の原発事故のために今後2倍3倍となるだろう。
Ⅱ 日本の電気はいったい誰が一番使っているのか?
特別高圧という直接電線が入っているところ(事業所)が一番使っている。皆さんのライフスタイルのせいではない。原発を止めても江戸時代に戻す必要は全くない。昨今の日本では節電を家庭に推進しているが、日本人は結構節約した生活をしている。
オフィス(事業所)での節電をもっとやるべき。例)日本のビルの蛍光灯は後ろ側が白いが、反射板で銀色にした方が光の拡散は大きく明るくなる。
工場廃熱利用をすると効率的だ。工場廃熱は7割が200℃以上あり、マイナリー発電で70℃からOK。今はもっとダビンチというところでは50℃でOKのものがある。今の日本に使うといいものは自然エネルギーよりも断然リサイクルエネルギー。技術を拡めて、補助金を出すなど、もっと促進するべき。
エアコンは天然ガスのガスヒートポンプなら1/10~1/20に抑えられる。
ヤマダ電機での灯レンタルという仕組みがあり、レンタル料金を5~10年かけて払いきり(LEDの寿命は25年)その後はただ!というもの。(従来21%の経費が1/2の10%となる)
九州電力は消費の多いピーク時間帯に料金をUPした。すると、16%消費が下がった。(大体ピーク時間は一年中のたった5時間だった。(中国電力で調べたところ)
最大の発電は「節電」!使えば使うほど電気料金が嵩むシステムにすればいい。今、家庭用の電気料金ではそう計算されるのに、業務用電気料金は使えば使うほど安くなるシステムである。
つづく
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます