徒然草Ⅱ

「アッ!」「イイねえ!」「ウッソー!」「エーッ!」「オおぉ!」ということを書きたい!?
(読書日記備忘録を中心として)

最強チーム勝利の方程式 能代工バスケ部物語

2013年03月20日 | ノンフィクション

書名   最強チーム勝利の方程式 能代工バスケ部物語
著者   伊藤耕平
発行社 日刊スポーツ出版社
発行年 2013年1月3日
頁数   215頁
価格   1,500円+税

燦然と輝く全国優勝58度
秋田と青森の県境、能代市にある能代工業高校。
人口5万人の地方都市にある公立校ながら、同校バスケ部は1967年以来、全国大会で58度優勝している。
インターハイ、国体、選抜大会と全国大会が年に3度あるので、45年間でその4割以上を制している計算だ。
全国に高校バスケ部が6000もあるのに、である。
インターハイ7連覇、3年連続の「3冠」(つまり入学から卒業まで1回も負けなかった)など、マンガですら荒唐無稽といわれるような偉業を、実際に成し遂げてきた。
県大会で勝ったり負けたり、という状態だった同校が、いかにして強豪校に生まれ変わり、そして監督交代を経ても何十年にわたって勝ち続けてきたのか。
朝日新聞秋田県版に08年~12年にかけて連載された原題「盤若の丘から」を加筆・修正して単行本化。当時の監督や選手の証言を交えながら、その勝利の方程式に迫っています。

目次

第1章 初制覇へ 新人教師加藤廣志が同校に赴任し、悪戦苦闘を重ねながら全国大会初 制覇を成し遂げる
第2章 三冠王 史上初めて、年に3度ある全国大会のすべてを制する「3冠」を達成
第3章 7連覇 インターハイ7連覇という今も破られない金字塔を達成
第4章 監督交代 加藤廣志監督の後を受けた加藤三彦監督が就任2年目で3冠
第5章 必勝不敗 田臥勇太らを要し、3年連続で3冠を達成。3年間不敗
第6章 伝統は続く 07年の地元国体で「絶対に負けられない」という重圧のなか、見事優勝