徒然草Ⅱ

「アッ!」「イイねえ!」「ウッソー!」「エーッ!」「オおぉ!」ということを書きたい!?
(読書日記備忘録を中心として)

「話が通じない」の正体

2022年07月22日 | 伝えたい思い

書名  「話が通じない」の正体
著者   黒川 伊保子
発行社 新潮社
発行年 2022年3月1日
頁数  220頁
価格  520円+税

上司は分かってくれない。
部下はわかろうとしない。
全て「共感障害」が原因だった!
脳の認識の違いから人間関係を読み解く。

例えば一緒にいるだけで「イラつく」「寂しい」「傷つく」「絶望させられる」人はいますか。
あるいは何もしていないのに、誰かにイラつかれたり、
ないがしろにされていると感じる ことはありますか。
これらは全て「共感障害」という症例であり、
ここ数年、「共感障害」が増えています。
原因は「うまく頷けないこと」にあります。
目の前の人と頷き合い、同じ表情を心がける共鳴反応が弱いので、
周囲と同調する動きができないのです。
結果、「変な人」とか「無神経な人」などと誤解され、孤立してしまうのです。
しかし彼らは理解力がないのではありません。
言えば分かる人たちです。
だから細かく「何をすべきか」言ってあげれば、円満に物事は進むのです。
どうしてあの人は挨拶をしてくれないのか。
なぜ自分は生きにくいのか。全ての疑問を脳科学の観点から解き明かし、解決策を見いだします。

・「世界」は、脳が作っている。

・プロセス指向 と ゴール指向

・認識ムフレームが違えば、「正義」が違う。

・時代が違えば、人の気持ちも違う。

・男女間の「あれ」は、通じない!

・短期記憶(レジスタ):7個までの情報は、「とっさ」につかめる。

            逆に8個以上の情報(数字を含めて)は、「とっさ」につかめず、記憶に残らない。