書名 原発とプルトニウム
~パンドラの箱を開けてしまった科学者たち~
著者 常石敬一
発行社 PHP研究所
発行年 2010年4月6日
頁数 280頁
価格 840円+税
自然状態ではほとんど存在しない猛毒の放射性元素、プルトニウムは、原爆の材料として人工的にこの世に生み出された。
作ったのは科学者。最初は自らの好奇心に忠実に、新しい発見とアイディアに興奮する科学者だったが、やがて戦争の嵐の中で政治の中心に。
巨大科学の時代が到来。科学の性格が大きく変質した19世紀末から半世紀を、懸命に生きる科学者たちの群像としていきいきと描く。
そして今日の日本の原発とプルトニウムをめぐる複雑な事情にメスを入れる。