徒然草Ⅱ

「アッ!」「イイねえ!」「ウッソー!」「エーッ!」「オおぉ!」ということを書きたい!?
(読書日記備忘録を中心として)

風かおる

2018年03月28日 | 小説


書名   風かおる
著者   葉室 麟
発行社 幻冬舎
発行年 2015年9月15日
頁数   280頁
価格   1,600円+税

鍼灸医・菜摘は、「妻敵討ち」の旅から戻った養父・佐十郎と十年ぶりの再会を果たす。
しかし帰藩した佐十郎は不治の病に侵され、妻敵討ちは何者かに謀られたものだと口にした。
弟・誠之助、彼に思いを寄せる千沙とともに真相を探る菜摘は、やがて哀しい真実に突き当たり。
炙り出される組織の不条理、人間の業と欲。
人を信じることの忍耐と苦悩。
若者たちは何に人生の光を見出したのか?

・「ひとは善をなすつもりで悪をなし、悪をなすつもりで善をなしてしまう生き物なのだ」

・どのような悲しみも乗り越えていかねばならない。



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