書名 兎の眼
著者 灰谷 健次郎
発行社 角川書店
発行日 2013年6月5日
頁 351
価格 780円 + 税
ゴミ処理所のそばにある小学校。
新任の小谷先生が受け持ったのは、学校では一言もしゃべらない一年生の鉄三。
困りはてる小谷先生だけど、ハエ事件をきっかけに、鉄三の本当の気持ちを知って。
また、ちょっとかわった転校生・みな子もクラスに加わって、みんなで悩んだり泣いたりしながら、だんだん「大切なもの」を見つけていく。
だれもが心ゆさぶられる、感動の名作!。
・2020年2月頃、テレビで高校に通っているある男子学生が、落ちこぼれで将来の目標も
不明確な人が、偶然『兎の眼』の小説を読んで、俄然、教師になる目標に目覚め、
実際、体育教師になったドキュメントを観ました。
「人生なにが
きっかけになるか
わからない」
・雨の日とか風の日は、二、三日つづくように、悪いことも重なってやってくるものだ。
・「人間は抵抗、つまりレジスタンスが大切ですよ」
・物事に立ち向かう「姿勢」、「構え」
・苦しんでも自分で考えて、創り出す。
・情熱を打ち込んだものには、人間の才能は、限りなく伸びていくものらしい。
・生き方が違う人間がひとつ屋根の下に住んでいる。それは、大変なことだ。 = まさに夫婦に該当