書名 「間合い」とは何か: 二人称的身体論
著者 諏訪 正樹、伝 康晴、坂井田 瑠衣
発行社 春秋社
発行日 2020年2月20日
頁 262
価格 2,200円 + 税
私たちは「間合い」とともに生きている。
雑踏でぶつからないのも何気ない会話ができるのも、間合いがあればこそ。
人はいかにして状況に対応しているのか。
野球、柔術、サッカーから歯科医と患者の会話、フィールドワークの人間関係まで、様々な事例から本質に迫る。
・「問題意識」とは、何か釈然としない違和感を感得すること、
特定の対象や側面に着目してそれについて疑問を呈すること、
うまくいかない原因を見出すこと、
問題点を解決する方策を思いつくことなどを含む、
必ずしも顕在化されない(客観的に観察できない)主観的プロセスです。
・言葉という記号の裏には、それを支える体験の総体が存在する。
・儀礼的無関心
見知らぬ他人同士が偶然同じ場所に居合わせているとき、
あえて相手とコミュニケーションをとらないようにすること